なにわ男子・道枝駿佑が主演を務めるドラマ「金田一少年の事件簿」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)の第7話が6月12日に放送された。一(道枝)が殺人事件の容疑者になるという、約26年ぶりのドラマ化となったエピソードの完結編。そんななかで一の美雪への思いが垣間見える描写もあった。(以下、ネタバレがあります)
同ドラマは、1995年の初放送からシリーズを積み重ねてきた、人気謎解きミステリーの最新作。原作は、「週刊少年マガジン」(講談社)での連載開始から2022年で30周年を迎え、日本のみならず海外でも圧倒的な支持を集めており、世界(12カ国)累計で1億部を超える発行部数を記録している。今回のドラマは、ディズニープラスで世界配信もされる。
主人公である、名探偵・金田一耕助を祖父に持つ天才高校生探偵・金田一一を演じるのは、道枝駿佑(なにわ男子)。一の幼なじみ・七瀬美雪を上白石萌歌、警視庁捜査一課の警部・剣持勇を沢村一樹、一の後輩・佐木竜太を岩崎大昇(美 少年/ジャニーズJr.)がふんする。
1996年に放送された初代を演じた堂本剛による第2シリーズ以来、約26年ぶりのドラマ化となった「金田一少年の殺人」の後編となった第7話。有名ノンフィクション作家の新作原稿を巡る暗号ゲームが行われるも、殺人事件が発生。その場に居合わせた一に殺人容疑がかけられてしまった。
一に罪をかぶせようとした“姿の見えない敵”は、テレビディレクターの都築(戸塚祥太/A.B.C-Z)だった。腎臓移植が必要な婚約者のために行った苦渋の決断、臓器密輸が暴かれるのを防ごうとしたのだ。
偶然出会った少年にあぶり出しのメッセージを託し、剣持に空砲を撃たせる一芝居を打つなどして、謎を解き明かした一だが、恋には奥手な一の気持ちがほんの少し垣間見える瞬間があった。
冒頭、警察から逃れてたどり着いた先で気を失っていた一。そこに、一に渡したタブレットに入れていたGPSアプリを頼りに佐木がやって来た。そこから一は再び推理を始めたのだが、ふいに佐木に「それと…、美雪のやつ、どうしてる?」と問い掛けた。
「心配してますよ、ずーっと」と言われた一は、目の前にあったロープを指で触りながらモジモジ。電話をかけることもできない一に、佐木は「この意気地なし!」と言うのだった。
その後、事件解決に向けて動き出した一は、独り言で「美雪、心配かけてごめん。もう少し待っててくれ」とつぶやきつつ、前回気を失って言い切れなかった決めぜりふ「じっちゃんの名にかけて!」を力強く言って早期解決を誓ったのだった。
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