山田涼介、内野聖陽に感謝「この先もずっと、芸能界の尊敬する父として慕わせてください」

2022/06/14 08:00 配信

映画 会見

内野聖陽撮影=山田果奈映

Hey!Say!JUMP山田涼介が13日、都内で行われた映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」舞台あいさつ付き完成披露先行上映に、共演の寺田心内野聖陽と共に出席。山田が内野へ感謝の手紙を贈った。

「鋼の錬金術師」は、錬金術が存在する架空の世界を舞台にしたダークファンタジー。今回は、2017 年に実写映画化されて以降、5年ぶりとなる続編として、原作の最終話までを描き切る二部作完結編となっている。既に「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」は公開されており、6月24日(金)に映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」が公開される。

山田は主人公のエドワード・エルリック、寺田は人造人間(ホムンクルス)のプライド、内野はエドの父・ヴァン・ホーエンハイムとホムンクルスの“お父様”の一人二役を演じた。

19日は父の日ということで、イベントで二つの“父”を演じた内野へ、“息子”である山田と寺田から「父の日のプレゼント」として手紙を読み上げるシーンがあった。

サプライズのプレゼントだったため、内野は「そうなの?聞いてないですよ」と驚き。山田は「“くそ親父へ”」と役柄の呼び名で書き出し「今回、ご一緒させていただき、内野さんのお芝居へのアプローチの仕方を一番近くで見させていただいて、とても勉強になりました」と感謝。続けて「内野さんは、遠慮気味な僕に『もっと来い、もっと来い、息子よ』とおっしゃってくださって、そこからエドとしてのギアがもう一段階強くなりました」と振り返る。

ホーエンハイムとエドワードの関係を作り上げるのは撮影前から難しい芝居になるだろうと考えていたと明かし「内野さんが優しく、強く、まるで本当の親子のように接してくださったおかげで、凸凹な原作通りの親子を演じられたのではないかなと思っています」と回顧。さらに山田は「この先もずっと、芸能界の尊敬する父として慕わせてください。またご一緒できる日を楽しみにしています」と思いを伝えた。内野は「ありがとうございます。こんなに心のこもったお手紙、本当にうれしいです」と顔をほころばせた。

内野は、自分はオールCGの映画が初めてだったこともあり、現場では山田に助けてもらっていたと振り返る。「彼がいろいろ現場で教えてくれて、安心してやることができました。主役としてみんなを引っ張る、素晴らしい主演のエドを演じてくれました」と山田に感謝した。