松たか子流の苦難を乗り越える考え方「悪いことも、いいことも長くは続かない」<初耳学>

2022/06/19 21:55 配信

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「日曜日の初耳学」に松たか子が登場した(C)MBS

舞台やドラマ、映画、さらにはアーティスト活動と幅広く活躍する松たか子が、6月19日放送の「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)に出演。林修のインタビューに答え、俳優の仕事を志したきっかけの作品や、困難にぶち当たった時の乗り越え方について率直に語った。

「私もこっちに進むのかな、と」


歌舞伎の名門一家に生まれ、自身も16歳の時に大河ドラマ「花の乱」(1994年、NHK総合ほか)でドラマデビュー。10代の頃から数々の人気ドラマに出演してきた。2014年にはディズニー映画「アナと雪の女王」の主人公エルサの吹き替えを担当し、話題に。近年も主演ドラマ「カルテット」(2017年、TBS系)などで注目を集めている。

幼少期から、舞台で活躍する父・二代目松本白鸚の姿を見て育ってきた。自身も役者の道へ進みたいと思ったきっかけは、小学校6年生の時に見たミュージカル「ラ・マンチャの男」だったという。

「ラ・マンチャの男」は、父・白鸚が1969年の日本初演から半世紀にわたり主人公のドン・キホーテ役を務めてきた作品。その作品で、舞台上の父がボロボロになっても風車に向かって走っていくドン・キホーテに重なる瞬間を体験し、「『こういう仕事を父はやっていたのか』と初めて思ったんです。『私もこっちに進むのかな』とはっきり思いました」と、当時の心境を振り返った。1995年からは松も「ラ・マンチャの男」にたびたび出演。親子共演を果たしている。

「こんな格好良い人がいたんだ」


最新出演作は、公開中の映画「峠 最後のサムライ」。幕末の“知られざる英雄”、長岡藩家老・河合継之助(役所広司)の生きざまを描く同作で、松はその妻・おすがを演じている。

林先生が「河合継之助、大好きです」と打ち明けると、松も「こんな格好良い人がいたんだ、って」と継之助の印象を語り、「監督が、本番は一回しか(カメラを)回されないんです。なかなか痺れるんです。ゆったりしているけれど、緊張感は確実にありましたね」と、撮影を振り返った。

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