第9話では――
舞台“オペラ座の怪人”を見るため、音楽家の響(霧島れいか)がオーナーをつとめるオペラ座館へとやってきた一(道枝駿佑)ら。ヒロイン役の人気女優・湖月レオナ(山本舞香)に会えることもあり、美雪(上白石萌歌)も佐木(岩崎大昇)も大喜びの様子だ。
関係者によるレセプションの最中、劇団を辞めた氷森(七瀬公)がレオナに接近。しかし、劇団員の三鬼谷(六角慎司)に激しく拒まれる。また、他の劇団員・いずみ(石川萌香)や城(増田昇太)も、レオナの引き抜きを異常に警戒していた。
やがてリハーサルが始まり、演出家の影島(コング桑田)の指示で、いずみがステージの中央に立つ。しかし次の瞬間、シャンデリアが落下し、いずみが絶命する。
ライターの白神(戸塚純貴)は、館に潜む“ファントム”という怪人の仕業だと言う。その影は、剣持警部(沢村一樹)やレオナの前にも現れ、新たな惨劇が起こっていく。
実は3年前、この劇団には、火事で顔に大やけどを負いつつもファントムを熱演した天才俳優・霧生(古川雄大)がいた。後の不幸な運命から、彼はファントムと呼ばれていた。
劇団員らは、嫉妬に身を焦がしてファントムと化した霧生の仕業なのではないかとおびえる。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで見ることができる予告動画には、すさまじい音を立てて落下するシャンデリアと、その下敷きになり、血を流して倒れるいずみの姿が。
劇場にレオナの悲鳴が響き渡る中、目の前で衝撃的な光景を見た一と美雪、そして佐木は、あまりの出来事に言葉が出ない様子だ。
動画の中盤では、白神が「聞いたことがあるんですよ、怪人を住まわせていたってね…。その名もファントム…!」と劇団員たちを問い詰める姿が映し出されている。その言葉に、レオナは荒い口調で「知らない。何の話!?」と答える。
そこで、一は剣持警部と共に事件を調査。“ファントムの怨念”がささやかれる中、一は犯人像を「この事件を起こしているやつは、とてつもなく冷静で頭のいいやつだ」と分析する。
※岩崎大昇の「崎」は正しくは「立つ崎」
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