『石子と羽男』で新井P&塚原監督が“リーガルエンターテイメント”に初挑戦「かっこいいだけじゃない中村(倫也)さんを見たい」作品誕生の経緯を明かす<インタビュー前編>

2022/07/04 07:00 配信

ドラマ インタビュー

本人の良さが光るという点で「大庭はぴったり」


――キーマンの大庭を演じる赤楚さんのキャスティング理由を教えてください。

新井P:赤楚さんはキャスト発表の際にもコメントに書いたのですが、「チェリまほ」(※「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の通称)を拝見していて。そしたらマネージャーさんが写真集を持ってきて、その後本人が局内に来ていて偶然会お会いして、という感じです。

赤楚さんって、新入社員のような初々しい役や、かわいらしい役が多いなと思って。でもご本人にお会いしたら、硬派だなという印象を受けました。本人の良さを出すには、大庭はぴったりだなと思っています。

――最後に、おいでやす小田さんはいかがでしょうか?

新井P:実は、「最愛」の時に塚原さんが「おいでやす小田さんにつっこまれたい」という謎発言をしていて(笑)。

塚原監督:番組でやってたんですよ。むちゃぶりに対してツッコミ続けるっていう企画で。

新井P:なので、「最愛」に対して「なんで記憶なくなんねん!」「弟って分からないなんてあるかー!」ってつっこまれるというのもありかなと思ったんですが、却下されてしまって(笑)。「そんな番宣ないでしょ」って。二人で飲んでいるときにただ小田さんが好きという話をしていたところから始まりました。