最終話では――
怪人ファントムの仕業を匂わせる殺人が続く中、レオナ(山本舞香)を襲った犯人が被っていた仮面と同じものが、劇団員の城(増田昇太)の部屋から見つかった。
犯人の疑いを掛けられた城は、覚えがないと否定。しかし、身の潔白を証明するため、白神(戸塚純貴)の提案で、一人で鍵のかかった劇場にこもることになる。
「城さんが襲われる危険はないし、もし城さんがファントムなら俺たちが安全だ」と言う白神。そして劇場の鍵は、持ち出す人が現れぬよう、交代で鍵置き場を見張ることになる。
しかし、一(道枝駿佑)と佐木(岩崎大昇)がレオナと一緒に食事を持って劇場の中へ入った時、すでに城は、何者かに殺されていた。
完全な密室殺人の謎が解けず、悔しい思いの一。しかし、生還した剣持警部(沢村一樹)がファントムに襲われた“離れの塔”を改めて歩いた時に、あることに気が付く。
「三人を殺した真犯人・ファントムの正体を必ず暴いてみせる。ジッチャンの名にかけて!」
オペラ座の怪人をなぞるような一連の犯行。それらは全て、ファントムと呼ばれ、行方をくらましている俳優・霧生 (古川雄大)による復讐だったのか。
愛に狂った殺人鬼ファントムの恐るべき真の正体が明らかになっていく。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで見ることができる予告動画には、「みんな俺を疑ってるのか?」と自暴自棄になる城の姿が。そんな城を、レオナは「違う…、城さんは犯人じゃない!」とかばうが、白神は半ば挑発的な口調で「自分の身の潔白を証明するしかないんじゃないですか?」と告げる。
そのシーンには「虚像に惑わされる疑念」というテロップが映し出されていて、殺人が立て続けに起きる中、一同が疑心暗鬼になっている様子がうかがえる。
動画の中盤では、美雪が一に「金田一耕助の孫でしょ!」と喝を入れる場面も。その言葉を聞き、「孫!?」と驚く剣持警部に、一は「言ってなかったっけ?」と笑いながらたずねる。
また、一の「謎は…全て解けた!」というせりふも。IQ180超の頭脳で、ファントムの正体を解き明かしていく。
※岩崎大昇の「崎」は正しくは「立つ崎」
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