トークイベント後には取材会も開催。小栗旬演じる主人公・義時についての思いや、大河ドラマへの向き合い方などについて語った。
――大泉さんにとって3回目の大河。三谷作品2作目になると思いますが、これまでと違っての心構えや演じるにあたっての向き合い方への違いはありますでしょうか?
今回、頼朝を演じるということで勉強していくと、こんなにも教科書には載っていない厳しい決断をたくさんした人とは知らなかったので、大変な人を演じるんだなという覚悟はありました。
――なかなか本音を明かさない頼朝ですが、義時に対しては実際どんな想いを頂いていたのだと思いますか?
僕の中では、やっぱり頼朝さんという人は、人を見る目というのがあった人なんだと思う。そうじゃないと、生きていけなかったと思います。自分のそばに置いておくべき人間が誰なのか瞬時にパッと気づくような人なのかな。そんな中で、義時は初めて会った時から、なんとなく彼の慎重な所だったり、野心がない所だったり、そういう所に惹かれていたのかなと思いました。これが良いことかは別として、どうしても小栗君が演じているというとこで、どこか小栗旬と義時が重なる所もあって。僕が演じた頼朝は義時を信じて、思わず大事なことを話してしまうという存在でした。
――北海道の皆さんにメッセージをお願いします。
本当に、もう20代の頃から応援していただいている北海道の皆さんなので、どんどん仕事をしても北海道の皆さんの目線というのを気にして仕事をしているところがあるものですから、これからも本当に北海道の皆さんに喜んでもらいたい。誇らしく思ってもらえるような仕事を続けていきたいなと思っております。どうぞこれから鎌倉殿、私の登場は残り少ないですがまだまだ面白くなっていきますので見ていただければと思います。
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