「この子、何者?」“天才スケボー少女”の正体に関心集中 実際のアスリート続々登場でリアリティを高める『オールドルーキー』

2022/07/06 19:18 配信

ドラマ レビュー

牧村ひかり役の佐竹晃は実際に9歳のスケボー選手(C)TBS

7月3日に放送された日曜劇場「オールドルーキー」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系※2回目は夜9:00-10:09)の第2話に登場した9歳のスケートボード選手・牧村ひかり役の少女に視聴者の関心が集中した。

天才スケボー少女を演じたのは、実際のスケボー選手・佐竹晃


同作は、ある日突然、選手引退を余儀なくされた37歳の元Jリーガーが、サッカー以外のスキルも知識も経験も無いどん底からセカンドキャリアをスタートさせ、新たな目標に向かっていくヒューマンドラマ。同時に、再び娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語だ。

前回、ドイツリーグで活躍中のサッカー選手・矢崎十志也(横浜流星)との契約に成功し、スポーツマネージメント会社“ビクトリー”の契約社員となった新町亮太郎(綾野剛)の、2人目の交渉相手として登場したのが、スケートボードの全国大会で最年少で優勝した9歳の牧村ひかり。

ひかりは登場するなり華麗なトリックを連発し、Twitterには「この子、めっちゃ上手い! 何者?」「子役? 選手? どっち?」など、ひかりを演じる少女の正体についてのコメントが次々に「#オールドルーキー」と共に投稿され、2週連続でトレンドワード1位を獲得した。

ひかりを演じたのは、佐竹晃。役柄と同じ9歳で、キッズクラスの大会で優勝経験もあるスケートボードの選手だ。スケボーシーンの説得力を持たせるため、実際の選手である彼女に白羽の矢が立った。演技経験ゼロの彼女は出演が決まってから2カ月以上の演技の猛特訓を受け、今回のドラマデビューとなった。スケボーで培った反射神経のおかげか、指導の飲み込みも早かったそう。そして、初めてとは思えないほど堂々とした等身大の演技で視聴者の心を鷲掴みした。

実際のアスリートが出演だけでなくストーリー作りや監修にも協力

佐竹は約2ヶ月の演技レッスンを受けて本番に臨んだ(C)TBS


同作は、佐竹のように実際のアスリートが続々と登場するのも見どころ。第1話では大久保嘉人加地亮坪井慶介、那須大亮、秋元陽太などのレジェンドサッカー選手が実際の試合さながらのプレイを見せ、元・プロ野球選手の“大魔神”こと佐々木主浩が焼肉店のオーナーとして本人役で登場。

そして、第2話ではバドミントン混合ダブルス日本代表の渡辺勇大東野有紗ペアや、アルペンスキーヤーの新井真季子などがこちらも本人役で登場した。