映画「バイオレンスアクション」完成披露試写会が7月6日に都内で行われ、主演の橋本環奈をはじめ、杉野遥亮、鈴鹿央士、馬場ふみか、太田夢莉、城田優、高橋克典が登壇し、舞台あいさつを行った。
累計発行部数50万部超、オンラインアクセス数1000万PV超のコミック「バイオレンスアクション」を実写映画化。専門学校に通うピンクボブがトレードマークの菊野ケイ(橋本)は、ごく普通の女の子に見えるが、アルバイト先は“殺し屋”。依頼が入れば仕事としてターゲットを撃破しているが、巨大なヤクザの抗争に巻き込まれてしまう。橋本は、本作でワイヤーアクションなどを使った本格的アクションにチャレンジしている。
イベントでは、翌日が七夕ということで、登壇者それぞれが“願い事”を発表した。
最初に発表したのは城田。「しゃっくりが止まりますように。」という願い事を見せて、「簡潔に話すと、12年ほどしゃくりが止まってない、ということです。それ以上に説明のしようがないので。ちなみに、いろんな検査を受けて異常はないので、ただの横隔膜の痙攣でございます」とその理由を明かした。
高橋は「世界平和」と書いたフリップを見せ、「今は“世界平和”でしょ? これしかないと思います」と力強く答えた。太田は「何も面白くないんですけど」と前置きをして、「商売繁盛」と書いたフリップを見せた。「人生っていつ何があるか分からないので、今のうちにお仕事をたくさんして、今のうちにお金をたくさん稼いで、何があっても対策しておきたいと思います」と回答。高橋が「時代が違いますね」と太田の堅実さに感心した。
馬場は「健康」とシンプルな回答。「もちろん今健康なんですけど、健康でい続けたいなという願いを込めました」と笑顔で答えた。鈴鹿は、「自分だけじゃなくて、今日来てくださった方々も、人もそうだけど、映画とかドラマとか音楽とか、全てでいい出会いがあるといいなって。この『バイオレンスアクション』がその一つになればいいなと思っています」という思いを込めて、「素敵な出会いが訪れますように。」と書いた。
杉野は「世界一周」と書き、「高橋さんが願った“世界平和”がかなった後、僕の夢として世界のいろんな所に仕事で行きたいというのがあって、それがかなえばいいなという普通のお願いです」と答えた。行きたい場所を聞かれると「ドバイ」と即答。「なんか良さそうじゃないですか。最先端な感じがするので、ドバイでのお仕事もお待ちしてます。よろしくお願いします(笑)」とアピールした。
最後は橋本。「大ヒット祈願! 王道です! 七夕にお願いするということで、今日このイベントを何のためにやっているかというとこれしかないと思います。今日来てくださった皆さんが、もっともっとSNSでつぶやいたりとか、配信を見てくれてる方が広めてくれたりとか、そういうのもあると思いますし、もうこれです!」と主役らしい答えを発表し、会場からも大きな拍手が起こった。
映画「バイオレンスアクション」は8月19日(金)より全国公開。
◆取材・文=田中隆信