考多が起こした高額課金問題は、“親ガチャ”から派生した塾スタッフの歪んだ思いへと広がっていたが、無事に解決へと向かった。
石子は「生まれ落ちた環境を受け入れるしかないとは思いません。ひどい親が存在するのは事実ですから」と言い、第1話に続いて「声を上げていただきたい」と説いた。
そして続けて「多くの親はがんばって親をしていると思うんです。多くの子どもも期待に応えようとがんばって子どもをしています。そういう親子の関係を、当たりだハズレだっていうのは、何の意味があるのだろう」と涙を浮かべながら語った。
実は、綿郎と離婚した母と中学時代から2人で暮らしていた石子。石子の母もシングルだからと何かを諦めさせたくないということで働きながら支えてくれていた。そんな石子の思いが詰まった言葉でもあったのだ。
石子の言葉、互いを思い合う瑛子と考多の姿は涙を誘い、本話もタイトルがTwitterのトレンドにランクイン。「ポップな雰囲気なドラマのはずがリアルな社会問題つきつけられて考えさせられるしなんかふつーに泣いたし」「ラストの石子の長台詞、刺さったわぁー」「仕事でご飯は一緒に食べられないけど、息子が寂しくならないようにって動画を撮ったお母さん あまりにもバカデカ愛で泣いた」「子供に理想を押しつけて受験勉強を強いる毒親か?ってミスリードからの逆転の鮮やかなこと」といった感想が寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)