重岡大毅“北”、入山法子“彩女”の自暴自棄なキスが切ない…視聴者から「幸せになって」の声<雪女と蟹を食う>

2022/07/24 17:23 配信

ドラマ レビュー

「雪女と蟹を食う」第3話より(C)「雪女と蟹を食う」製作委員会

ジャニーズWEST重岡大毅主演、入山法子共演のドラマ「雪女と蟹を食う」(毎週金曜深夜0:12-0:52、テレビ東京系)の第3話が、7月22日に放送された。自殺を図ろうとしていた男性・北(重岡)が、孤独な人妻・雪枝彩女(入山)と、カニを求めて北海道まで旅をする。文学的な情緒が漂うロードムービーで、視聴者は二人の関係が変化していく様子を見守るスタイルだ。(以下、ネタバレが含まれます)

体調不良で倒れる彩女を北が心配する


死を決意した男・北と謎にまみれたセレブ人妻・彩女の二人旅。彩女の夫で小説家・雪枝一騎を勝村政信、一騎の担当編集・巡健人を淵上泰史、北と彩女にとってキーパーソンとなる北海道のホステス・マリアを久保田紗友が演じ、監督は「全裸監督」(2019年)や映画「ミッドナイトスワン」(2020年)などを手掛けた内田英治らが担当する。

第3話で、北は彩女が体調を崩して倒れるのを見て、自分の中で彩女の存在が大きくなってきていることに気付く。北は初めこそ家に押し入って“夫の金でぬくぬく生きている女”だとして出会い、見下していたはずの彩女が、ミステリアスな魅力の持ち主であることや、自分を拒否することなく自然と受け入れていくことにどんどん引かれていく。

目的地の北海道が近付くと、北は途中で寄り道を提案して、なるべく長い時間一緒に彩女と過ごしたいと感じるようになってきていた。痴漢のえん罪で人生がどん底になった北。父には「お前なんか生まれてこなければ良かった」と言われ、親友には「お前の顔なんか見たくない」と言われ、恋人は何も聞いてもらえず、死を決意していたという悲しい事実が明かされた。