ーー警察ドラマは数多いですが、中でも同作の魅力は?
小芝:“事件を解決しない”っていうところですよね(笑)。刑事ものといえば犯人を追いかけて捕まえたりとか、推理していったりとかするものですが、このドラマはそういうことはまったくなく、本当に日常に転がっているささいな口げんかみたいなことばかり起きます(笑)。
笠松:会話劇の面白さなので、刑事ものとは名ばかりですが(笑)。僕はとても楽しくやらせてもらっています。
小芝:撮影現場に「警察指導」という監修の方が来てくださっているんですけど、まったく警察っぽいことをしないから(笑)。せっかく来てくださったのに申し訳ないなって感じたくらいです。
ーー15分×4本という作品のスタイルはどう感じましたか?
小芝:この作品については1話15分でよかったなと。なんせセリフもシーンも長くて、一連で撮影するので、1話1時間の作品だったらセリフが多すぎて“うわあああ”ってなってしまいそうです(笑)。テンポもとても早いので、見てくださる方にとっても、15分というコンパクトさが見やすいのではないかと思います。
笠松:小芝さんがおっしゃった通り、テンポも早いしセリフも長いから、やっぱり感覚としてはコントですよね。“シーンの変わるコント”を見ている感じだと思うので、見ている方々にも気軽に見ていただいて、「また明日からも頑張ろう」って思ってもらえたらうれしいです。