また、厨房担当だが料理の腕が今イチのりくをクビにしろ、と葵に言われ、りくに給料袋を渡した新が「2倍入れといた。りくがこの店を気に入ってるなら、今より2倍努力してほしい。できるな？」と告げるシーンでは、りく同様、クビを覚悟して見ていた層から「社長、素敵すぎる！」「こんなこと言われたら2倍どころか10倍努力する！」と新の英断を支持するコメントが並んだ。
他にも、りくと新の出会いや、新に頼まれて、りくの料理の腕が上がるまで味見し続けた葵が「すっごくおいしい」と笑顔を見せたシーンなど、人情を感じる場面に心を揺さぶられた視聴者が多かった様子だ。
一方、「飲酒を通報したのは自分だ」と自慢げに葵に告げ、「店の営業停止の原因を作った2人を雇うなんて」と新をバカにする発言をした元同級生を、葵が容赦なく返り討ちにしたシーンでは、葵を演じる平手の振り切った鬼気迫る演技には、視聴者から「スカッとした」と、感嘆の声が上がった。
さらには、泥酔した優香が新に想いを告げ、キスしようとした瞬間、葵が優香の唇を押さえつけて「ディフェーンス！」と妨害したラストシーン。この場面は「梨泰院クラス」でも有名なシーンなだけに、「梨泰院～」視聴組からは「キターッ！」と歓喜の声が上がった。
このように、人情、バイオレンス、三角関係…などいろんな要素が次々に出てくる展開の速さで、「次回予告」が流れ始めると、「えっ!?今日もう終わり？」などと、体感時間の短さに驚いた様子の視聴者のコメントもいくつも見受けられた。番組終了後も内容についての感想が飛び交い、「#六本木クラス」がTwitterでトレンド2位まで上がった。