社会のマナーやルールを守らない者が矢で射られ、けがをする事件が発生。ごみの分別をしなかった者、順番の列に割り込んだ者などが次々と被害を受けた。
まもなく、「世界英雄協会」を名乗る男から犯行声明の動画が配信される。その動画で男は、迷惑をかける人間を排除すると宣言。今後、新たな犠牲者が出ることが予想され、渚(佐久間由衣)は刑事課の捜査会議で、懸命に世界英雄協会の危険性を訴える。しかし、他の刑事たちは取り合おうとしなかった。
悠日(仲野太賀)の家に転がり込んでいる星砂(松岡茉優)は、自分の中のもう一人の別人格の自分の存在に怯える。悠日は、そんな星砂を気遣っていた。
一方、鈴之介(林遣都)は、家の中で見つかった監視カメラを、森園(安田顕)の手を借りて撤去していた。そこで、森園から自分は駆け出しのサスペンス小説家だと教えられた鈴之介は、森園が期待していたようなシリアルキラーではなかったことに落胆する。