5月19日放送「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)で、芳村真理と西城秀樹が30年ぶりに再会した。
音楽番組「夜のヒットスタジオ」(’68〜’90年フジ系)で20年間司会を務めた芳村は今年で82歳を迎えるが、赤いハイヒールを履き、元気そうな様子にスタジオ全員が驚いていた。しかし2014年、健康診断を受けた際、動脈瘤が見つかったそう。早期発見のため、大事には至らなかったが80代を前にして「人生をどういう風にしていこうか考えるいい機会に」なったと話した。
そんな芳村は今回『金スマ』の新企画「金曜日のリクエスト」に出演し、昔から大好きだった「西城秀樹に会いたい」というリクエストを出した。2人は「夜のヒットスタジオ」(フジ系)で何度も共演。芳村は、西城秀樹は派手なアクション、マイクスタンドを使った振り付け、「ヤングマン」に代表される観客が参加できるダンスなど「歌番組で”日本初”の演出を3つ作った人」と紹介。30年ぶりの再会となる今回、自身が病気によって「前向きに行けるようになった」ことを西城秀樹に伝えたいと話した。
一方の西城秀樹は2度の脳梗塞を経て、右半身にまひが残る状態。現在はリハビリ中でテレビ番組の出演を控えていた。しかし、芳村真理のリクエストに応え、今回特別に『金スマ』に出演。歩く姿はゆっくりなものの「ヒットスタジオぶりだよね」と芳村との30年ぶりの再会を懐かしみ、当時の西城の映像を見ながら「髪長いな〜(笑)」と会話に花を咲かせていた。西城は昨年70回のライブを行い、今でも積極的に公演を行っている。「舞台に立ち続けるのはどういう意味があるんですか」という質問に対し、「みなさんが喜んでくれるから」と即答した。
MCを務める中居正広は「本人にしかわからないつらさがある」「病気をしっかり受け入れないとリハビリも前に進まないでしょうし、気持ちが切れそうだったり色んな葛藤あったと思います」とコメント。西城の姿を見て、心を打たれたようだった。
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