橋本環奈の“座長ぶり”に共演者から絶賛 岡村隆史「えげつないくらいみんなを引っ張っていく」

2022/08/20 15:02 配信

映画 会見

橋本環奈が映画「バイオレンスアクション」公開記念舞台あいさつに登壇した撮影=風間直人

女優の橋本環奈が8月20日、都内で行われた映画「バイオレンスアクション」公開記念舞台あいさつに、共演の杉野遥亮鈴鹿央士馬場ふみか森崎ウィン大東駿介太田夢莉城田優高橋克典岡村隆史、メガホンをとった瑠東東一郎監督とともに登壇した。

累計発行部数50万部超、オンラインアクセス数1000万PV超のコミック「バイオレンスアクション」を実写映画化した本作。日商簿記検定2級合格を目指す専門学生ながらも、夜はアルバイトで指名ナンバーワンの実力を持つ殺し屋をやっているピンクボブのゆるふわガール・菊野ケイ(橋本)の活躍を描く。

舞台あいさつでは、殺し屋組織“ぷるるん天然娘特急便”のメンバーで、撮影エピソードや共演して知った意外な一面をフリートークする一幕が。

不自然なリーゼントの運転手・ヅラさん役を演じた岡村は「橋本ちゃんとはずっとバラエティでやっていたんですけど、こういう本職の現場は見たことがなかったものですから、えげつないくらいみんなを引っ張っていくなって。本来なら僕が現場を盛り上げて、和ませてみたいな役だったと思うんですよ。でも震えて何もできなくて(笑)、橋本ちゃんについて行っていました」と橋本の座長ぶりを絶賛。

続けて、「1番しんどかったと思うんですけど、そんな顔も一切しなかったですし、『しんどい』なんて言わなかったです。ただ帰るのだけはものすごく早かったです」と告白して笑わせると、橋本は「どの現場でも言われます(笑)」と笑顔で認めた。

また、橋本と2人のシーンが多かったという孤高のスナイパー・だりあ役を演じた太田は「私は環奈ちゃんにひたすら笑わせてもらっていました。カメラが回る直前まで面白いことをしてくださるんですけど、(カメラが回ると)いきなりスパンって切り替わるのでかっこいいなって見ていましたし、本当にそれに元気づけられていました。私が本当にガチガチに緊張していたので、それで一気にほぐれました」と橋本に感謝。

瑠東監督は「やっぱり環奈ちゃんが真ん中にいると一気に(現場の)熱量が上がって、うちの組の空気は環奈ちゃんが担ってくれた」と感嘆し、「アクションもあるし、寒いし、けっこう過酷だったんですけど、彼女がずっと引っ張ってくれた熱量が映像に残っているなって感じですね」とアピールした。

◆取材・文=風間直人