9月1日、映画「グッバイ・クルエル・ワールド」の大ヒット祈願イベントが、東京新宿鎮座 花園神社で行われ、拝殿での御祈祷後のトークイベントに西島秀俊、斎藤工、宮沢氷魚、大森南朋が出席した。
借金を抱えた元会社員・武藤を演じた宮川大輔もこのイベントに参加予定だったが、残念ながら欠席となった。その代わりに、宮川が考案した映画「グッバイ・クルエル・ワールド」の応援キャラクター“グックル”くんが登場。
西島は「見た目よりも態度が。なんでこんなに申し訳なさそうにしているのか(笑)」と爆笑。斎藤は「宮川さんがデザインされる動画を拝見して、めちゃくちゃ可愛かったんです。でも、これはやっぱりこの場所に対して不謹慎さを感じます（笑）」と、原画とギャップがあると語った。宮沢は「すごい嫌ですね！ 可愛いんですけど夢に出てきそうです」とストレートな意見をぶつけた。大森も「なんて言って良いのか全然わかんない。金かけているのか、かけてないのか、すごい中途半端」と困惑気味だったが、「僕らの世代だと“デンセンマン”のニュアンスでしょ。それを思い出しました」と答え、西島と斎藤も「あぁ！」と納得。
MCが「おでこに“グックル”と書いてあったりするんです」とグックル君の特徴をアピールするが、斎藤が「（カメラの）シャッターの数もさほど多くなく、それが現実だと思います」とバッサリ。ここでMCが「バイオレンスな作品ですが、キャラクターはみんなに愛されるキュートなものを考えましたので、皆さん、可愛がってください」と、宮川からのメッセージを代読し、宮川が書いたキャラクターの原画も公開。
原画に対して、キャストたちは「かわいい」と高評価だったが、「なんでこれがこうなった？」と厳しい意見も。MCから「褒めるところないですか？」と聞かれ、斎藤が「手がすごくキレイです」と、西島が「性格はすごく良さそうですね」とひねり出すと、宮沢も「頭だけ見たらすごく可愛らしいです」と回答。大森も「なんか見慣れてきましたよ」と少しキャラクターに愛着が湧いてきたところで、グックル君も参加してフォトセッションが行われた。
映画「グッバイ・クルエル・ワールド」は9月9日（金）より全国公開。
◆取材・文＝田中隆信