永瀬廉“信長”の器の大きさが強敵ぞろいの海外勢との新たな決戦の鍵に<新・信長公記>

2022/09/05 13:12 配信

ドラマ レビュー

しびれるほどのかっこよさ!信長の奪還宣言


そんな状況に「分からんものだ。ついこの間まで俺たちの敵だったはずの家康を、なぜだかいま、俺は…救えなかったと悔やんでいる」と信長。信玄に「今何をなすべきか、そこなんじゃねぇのか。お前らしい城でいいんだ、大将」と言われ、決意した。

「俺たちは、日下部みやび、ならびに、徳川家康を奪還する!」と信長。

博士の息子は、家康がいなければ「銀杏高校の覇者は間違いなく信長になる、そうすれば家康は完全に見放され、帰る場所を失う」と予測していた。それを覆す、信長の宣言。

クラスメイトたちを前に「すべては俺たちの団結にかかっている」と言った信長の表情は、しびれるかっこよさだった。和の心で結束力を高めてきた信長は、対立していた家康にみやびを救うために頭を下げる器の大きさ、さらに家康も救おうとする懐の深さを見せた。

この盛り上がりで本話もタイトルがTwitterのトレンド入りをし、視聴者からは「鳥肌がたった」「涙腺崩壊」「熱い人間ドラマだ」といった声が寄せられた。

◆文=ザテレビジョンドラマ部