元々原作を読ませていただいていたので、お話を聞いたときは率直に驚きとうれしさが同時に込み上げ何とも不思議な感じだったのを覚えています。気持ちが落ち着いてからは、映画化されていることもあって正直、少し不安もありました。
爽子ちゃんを演じるにあたっては、原作を何度も読み返しながら、できる限り原作に忠実に臨みました。爽子ちゃんの真っすぐな思いに私自身も動かされることが何度もあったので、見ていただける方にも、爽子ちゃんの思いが届けば良いなと思っています。
この作品は、色んな形の優しさで溢れていて、当たり前にあるものの大切さを改めて実感できる作品になっていると思います。たくさんの方に、この作品の思いが届きますように。楽しみにしていただけたらうれしいです。
「君に届け」の作品は実写映画版を見ていたので、この作品の出演が決まった時はどうやって自分なりにアプローチしていこうかなど、たくさん悩むこともありましたが、原作の持つ力が背中を押してくれることを信じて、真っすぐ突き進んでいこうと思いました。
風早くんを演じるにあたり彼の持つ“葛藤”や”空気感”を大切にしようと思いました。クランクインしてからすぐは、“爽やか”という言葉にとらわれてしまいましたが、監督と相談をしながら演じていくうちに、徐々に”風早翔太“になじんでいった気がします。
また、クラスメイトの皆さんにはいつも親身に寄り添って支えてくれて、助けられながら撮影していた記憶があり感謝しています。
「君に届け」は、たくさんの方の思いがこもった作品だと思います。その思いを大切にし、そしてドラマ版「君に届け」を最高の作品にするために全員で向き合った作品です! ぜひ、よろしくお願い致します。
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