<六本木クラス>謎の老婆・倍賞美津子‟田辺“の正体が判明…スカッとする発言を連発

2022/09/09 19:11 配信

ドラマ レビュー

10億円の投資が白紙になり新たちは次の投資家を探すが…(C)Kwang jin /tv asahi

9月8日放送の「六本木クラス」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系※第10話は夜9:00-10:00)第10話で、第7話で登場したナゾの老婆(倍賞美津子)の正体が判明。投資家に降りられ窮地に陥った新(竹内涼真)たちに手を貸すのかどうかに注目が集まった。また、長屋茂(香川照之)や新を一喝する場面もあり、「よく言ってくれた!」「スカッとした」と爽快なキャラクターに好感を持ったコメントも多く見られ、視聴者も新たなキーパーソンに興味しんしんの様子だった。(以下、ネタバレ含みます)

10億円の投資が白紙に


本作は、韓国ドラマ「梨泰院クラス」を日韓共同プロジェクトでリメークした作品。主人公・宮部新が、自分を絶望の淵にたたき落とした長屋茂・龍河(早乙女太一)親子に復讐を誓い、彼らが営む巨大企業“長屋ホールディングス”に仲間と共に挑んでいく下剋上ストーリー。と共に、新を巡る三角関係や仲間たちとの絆も見どころで、ジャンルミックスなエンタテインメント作品となっている。

新進気鋭の投資家・古関(夏生大湖)から10億円の投資を受けることが決まり、新は「二代目みやべ」の大規模なフランチャイズ化を進めていたが、突然、古関から投資を白紙にするとの連絡が。古関は、実は長屋茂の子飼いで、投資の件はワナだったのだ。最大手の投資家が降りたことで、他の投資家たちも続々投資を撤回し、新たちはピンチに陥る。

投資が白紙になったことを知ったフランチャイズ加盟店の事業主たちは、「みやべ」につめかけてヒステリックに不安や不満を新にぶつける。そんな彼らに対し、新は「僕たちは何か悪いことをしましたか?投資家が手を引いたことであなたたちに迷惑をかけましたか?」と尋ねる。「私たちは信じてフランチャイズ加盟を決めた」という事業主に「何を信じたんですか?投資家ですか?世間の評判ですか?ウチの料理の味を知って決めてくれたんでしょう?その味が何か変わりましたか!?」と一喝する。

それでも不安がる彼らに新は「お金はあります!皆さんの信頼とお金を無駄にしません」と、そんな大金は彼にはないにもかかわらず、フランチャイズの計画に変更は無い、と宣言してしまう。

新たちは、新たな投資家探しを始める。桐野(矢本悠馬)が持ってきた投資家リストの中に見覚えのある人物が。それは以前、「二代目みやべ」が移転した際、「こんな所に店を出すなんて。1年以内に潰れるね」と失礼なことを言った通りがかりの老婆だった。一見ホームレスのようにも見えたその老婆は、実は田辺弘子という不動産業界の大物だった。

長屋茂を「もうろくジジイ!」一喝した人物は…


田辺は、長屋茂がまだ若く、小さな店で頑張っていた頃に手を貸してやっていた人物でもあった。彼女は茂を訪ね、新の話題を持ち出し、「年寄りのくせに若造をいじめるなんてみっともない。やめな、そんなこと!」と諫める。田辺は、新が近隣の店の立て直しに手を貸し、街の活性化に一役買っていたことを恩に着ていたのだ。

新について「最初は礼儀を教えてやるつもりだったが、今となってはアイツに土下座させて謝らせることが生きる楽しみになった」と言う茂に「はぁ?呆れた。もうろくジジイ!」と一喝して、茂の元を去る田辺。視聴者からは「もうろくジジイ!よく言った!」「茂にこんなこと言えるの、この婆さんだけ!」「スカッとしたー!」と絶賛コメントの嵐に。