舞台「鬼滅の刃」其ノ参 無限夢列車が開幕 煉獄杏寿郎役・矢崎広「まさに全集中でここまで来ました」

9月10日(土)に開幕する、舞台「鬼滅の刃」其ノ参 無限夢列車の公開ゲネプロが、東京・TOKYO DOME CITY HALLで開催された。

人を喰う“鬼”と、鬼を狩る“鬼殺隊”との戦いを描く大人気コミック舞台化第3弾

本作は、「週刊少年ジャンプ」で2020年5月まで連載されていた吾峠呼世晴による大人気コミックの舞台化第3弾。超人的な能力を持ち、人を殺して食らう“鬼”と、鬼を狩り人間を守る“鬼殺隊”との戦いを描く物語だ。主人公の少年・竈門炭治郎(小林亮太)は、ある日鬼に家族を皆殺しにされ、唯一生き残った妹の禰豆子(高橋かれん)も鬼に変貌してしまう。妹を人間に戻し家族の仇を討つため鬼殺隊に入隊した炭治郎は、今作では仲間の我妻善逸(植田圭輔)、嘴平伊之助(佐藤祐吾)、そして鬼殺隊最強の剣士である"柱"のひとり、炎柱・煉獄杏寿郎(矢崎広)と共に“無限列車”に乗り込み、夢を見せる術を使う鬼・魘夢(内藤大希)と相対することになる。

映像演出とアクションのハイブリッド

国内興行収入400億円を超えた大ヒット作「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」と同パートの舞台化ということもあり、期待の高まる本作。技を繰り出すシーンや夢の中のシーン、走り続ける列車などの演出は鮮やかなプロジェクションマッピングや映像を多用しつつ、アンサンブルを相手取った激しいアクションシーンも多い。また特に終盤、煉獄杏寿郎(矢崎広)と猗窩座(蒼木陣)の戦いでは、身体能力を生かしたスピード感あふれる迫力のバトルが繰り広げられ目を奪われた。

舞台「刀剣乱舞」シリーズやTRUMPシリーズで知られる末満健一が脚本・演出を担当、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズや「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stageなどを手掛ける和田俊輔が音楽を担当する。上演時間は約1時間50分(休憩なし)。

舞台「鬼滅の刃」其ノ参 無限夢列車は、東京公演がTOKYO DOME CITY HALLにて9月10日(土)から11日(日)まで、京都公演が京都劇場にて9月16日(金)から25日(日)まで、東京凱旋公演がTOKYO DOME CITY HALLにて10月15日(土)から23日(日)まで上演される。DMMにて初日と千秋楽のライブ配信も予定されている。