俳優の山本舞香が9月10日、都内にて開催されたHuluオリジナル「死神さん2」配信記念イベントに、田中圭、堤幸彦監督と共に出席。買い物をする時に「無くなってたらどうしよう」と買いすぎてしまう癖を告白した。
同作は、大倉崇裕原作によるミステリー。警視庁内にある謎の部署でたった一人、無罪確定となった事件を再捜査する「死神」と呼ばれるクセモノ刑事・儀藤堅忍を田中が、儀藤の2代目パシリ・小刀祢葵を山本が演じる。
山本は今作での演技プランを「基本的には監督がこうやってほしいと言ってくださったことに応えている感じ」と説明。堤監督が手掛ける同作への出演については「堤さんって本当に誰でも知っている監督だと思うので、私は(クランク)イン前、衣装合わせの段階から緊張していたんです」と振り返った。
堤監督からは無茶振りもあったそうで「お芝居になるとセリフもあるし頭の中がうわーっとなっている状況の中で、段取りが終わって本番前に急にスピーカーから堤さんがぶっこんでくるんです。『ここを足して』『ここを足して』って」と暴露。
「それがもうパニックで。汗かきながら必死」と打ち明けると、堤監督は「なんかやばい人に聞こえる」とカットイン。山本は「面白さをどんどん増やしてくださっているんです」とフォローしつつ、「それに応えるのに精一杯で、その時の記憶がほぼない」と語った。
またイベント後半には、田中演じる儀藤が“クセモノ刑事”であることから、登壇者の「実は私、こんな癖があるんです」という話題に。
山本は「いつも買い物する時、洗剤とかウェットティッシュとか、2、3個以上買っちゃうんですよ。柔軟剤は絶対にストックが絶対に5本以上あって、ウェットティッシュは20袋くらいあって。それってどうしたらいいですか」と告白。
「『買い過ぎじゃない』って。いつも母親にも『また2個以上買ってる』って言われるんですよ。それって直したいんですけど、どうしても『もし使ってよかったら、無くなってたらどうしよう』と思って買っちゃう」と打ち明けると、田中も堤監督も「いいと思います」とコメントした。
堤監督は「ただね、前に買ったものを手前に出しておくといい」と収納方法をアドバイス。山本が「たしかに。これあったっけって結局また買っちゃうんですよ」と応じると、堤監督は「買って、実は奥のほうに同じものがあったっていうことがあるじゃないですか。だから必ず買ったら、それを一番奥に入れる」と告げた。
山本は「なるほど」と納得したが、堤監督は「こんな無駄話でいいんですか?」とトーク内容に疑問を呈していた。
◆取材・文=山田健史