2022/09/14 14:30 配信
「覆面D」については、これまであまり挑戦したことがない役柄であり、作品だったので、まずは知識をたくわえなければなと思い、いろいろ調べることからスタートしました。現場に入ってからは、監督とお話をしながら、役を作りあげていきました。僕が考え過ぎていたところもあったので、お話をする時間をたくさんとってくださったことに、とても感謝しています。
この作品が少しでもみなさんに届いたらうれしいですし、「プロレス」のシーンは、とても力を入れて撮影しているので、本当に試合を見ているかのように、楽しんでいただけたらと思います。
妊娠を経験したことのない私が、高校生で妊娠をしているカズの気持ちを理解して、心境の変化を演じきれるのか、最初は不安がありましたが、監督と相談したり、自分なりに勉強をして、少しずつカズを作りあげていきました。また、大輔先生の言動に私自身、救われることがたくさんありました。大輔先生の姿に、多くの人が勇気をもらえる作品になればうれしいです。覆面Dのプロレスシーンも必見です!
「覆面D」の台本をいただいた時に、さまざまな問題を抱えた生徒たちに、メンディーさん演じる大輔が、プロレスをとおしてまっすぐ向きあっていく姿は、「こんな先生、いたら良いな」と共感できる部分が多くありました。
鶴田源一という役は、家庭内の事情も相まって闇バイトに加担してしまい抜け出せなくなるという役どころですが、現実社会でも起こりうる問題でもあるので、視聴者の方々に少しでも共感していただける部分があるとうれしいです。
「覆面D」への出演が決まったときは、うれしかったですし、とても光栄でした。
私が演じた小橋アキラは、家業を守るために、さまざまな場所で一生懸命働いています。抱えているものは大きいですが、それを感じさせないくらい明るい女の子です。
アキラだけではなく、登場人物ひとりひとりが、いろいろななやみや問題を抱えているので、共感していただける部分がきっとあると思います。大輔先生のプロレスシーンは、見ているだけで勇気が湧いてきます!ドラマを見た後に、また明日、がんばろう!と思ってもらえる作品になっているので、放送まで楽しみに待っていてください。
「覆面D」の脚本を担当させていただきました。今回、今の時代の学園ドラマを作るために、リサーチを行いました。そこには、想像していたより厳しい現実がたくさんありました。なので、メンディーが主演だからこそ、今の厳しい現状から逃げたくても逃げきれない生徒たちと、先生がどう向きあっていくかという物語を作ろうと思いました。
1話は、主人公・大地大輔の悲しすぎる過去が明らかになっていきます。そして、生徒たちの問題と向きあっていきます。
生徒たちの居場所を作るために、プロレスラーとしても生きるという道を選ぶ、大地大輔の生きざまに熱く、泣いていただけたらと思います。くやしいですが、メンディー、いや、メンディーー、とてつもなくいい芝居をしています。
今回、ドラマの脚本を書きながら、この劇中で毎回かかり、ドラマを盛りあげてくれる主題歌を作りたいと、GENERATIONSさんにお願いしました。歌詞は、脚本と同時に作らせていただきました。命をあきらめるしかなかった人、あきらめてしまった人たちへの思いを込めて、歌詞を書き、とてもすてきな歌ができました。
ドラマ界ではあまりないと思いますが、脚本のなかに毎回、この曲がかかる場所も指定し、脚本に入れさせてもらっています。つまりは、この歌は主題歌でもあり、セリフでもあります。この「愛傷」、ドラマとともに、みなさんの気持ちが入り、曲が育っていってくれることを強く願っています。
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