NMB48が、10月15日に東京・日比谷野外大音楽堂で12周年記念ライブ「NMB48 12th Anniversary LIVE 〜This is NMB48〜」を開催。東京でのワンマンライブは約2年10カ月ぶり。NMB48メンバーの個性を存分に発揮するライブを披露した他、柏木由紀らAKB48メンバーもサプライズゲストとして登場し、約3000人の観客を熱狂させた。
「Overture」が流れた後、川上千尋が登場してゴールドのギターをかき鳴らし、自身がセンターを務める最新シングル「好きだ虫」のイントロを弾き始めると、他のメンバーたちも登場。川上もギターからゴールドのマイクに持ち替えてライブがスタートする。
そこから「ヴァージニティー」や「欲望者」などシングル曲を中心に7曲を連続で披露し、メンバーも汗だくになりながら全力パフォーマンスを展開。キャプテン・小嶋花梨が「東京のみんな、会いたかった!タイトルにもあるように“This is NMB48”、これぞNMBだ!という思いを背負ってやって参りました。最後まで全力で突っ走っていきますのでよろしくお願いします!」と、公演タイトルに込めた思いを伝えた。
またユニットブロックでは、安部若菜と渋谷凪咲による「ハートの独占権」の途中で、かつてNMB48と兼任していたAKB48の柏木が「私も仲間に入れて!」とサプライズゲストとして登場。同ユニット曲の“オリメン”登場に会場がどよめく場面も。その他、川上、原かれん、眞鍋杏樹による「ジッパー」、上西怜の「わるきー(わるれい)」なども披露された。
続いての寸劇コーナー「なんばCOMEDY in 東京」は、ライブのために大阪から東京に向かったメンバーたちだが、博多、広島、名古屋、新潟などに行ってしまい、なかなか東京に到着できないというドタバタ劇。渋谷らのグループは「絶対に怒られない遅刻の理由は?」という“大喜利”も。
そして「メンバーたちは間に合うのか?」という展開から、サプライズゲストとして柏木、小田えりな、小林蘭、千葉恵里、向井地美音、茂木忍、山内瑞葵、山根涼羽という8人のAKB48メンバーが登場。「会いたかった」の他、山本彩と渡辺美優紀が初選抜入りした「Everyday、カチューシャ」、山本がセンターを務めた「365日の紙飛行機」というNMB48にゆかりのある楽曲も交えてコラボした。
トークもひとしきり盛り上がった後、小嶋が「久しぶりにAKB48さんとパフォーマンスができてうれしく思います。またいつかできたらいいなと思っております」と感謝の気持ちを伝えた。
続く、ユニットコーナー“後半戦”も坂田心咲、隅野和奏、新澤菜央による「逆転王子様」や山本望叶、前田令子、佐月愛果の「MARIA」などでメンバー個々の魅力を放ち、終盤は坂田をセンターにした「初めての星」、バラエティー女王・渋谷がセンターの「夢中人」で勢いをつけて、ビジョンでメンバーの“変顔コレクション”を披露した「ドリアン少年」、NMB48の代表曲「ナギイチ」「僕らのユリイカ」と人気曲で畳み掛けた。
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