虹のコンキスタドールが5月27日、初主演映画「聖ゾンビ女学院」の初日舞台挨拶に登場。
奥村野乃花、鶴見萌、中村朱里、根本凪、的場華鈴、大和明桜、岡田彩夢、清水理子、山崎夏菜、蛭田愛梨、片岡未優に加え、遊佐和寿監督が、撮影でのエピソードなどについてトークを展開した。
5月27日から順次公開される「聖ゾンビ女学院」は、新型ウィルスにより人肉を食らう死者・通称“ギンプ”が大発生し、文明の99%が滅び去った世界が舞台。
人類の未来を託された7人の少女・ノノカ(奥村野乃花)、モエ(鶴見萌)、エミリ(陶山恵実里)、ナギ(根本凪)、アカリ(中村朱里)、カリン(的場華鈴)、ミユ(大塚望由)の戦いを描いていく。
また、主題歌には虹のコンキスタドールのメジャーデビューDVDシングル「ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド」が起用されている。
“女優”として舞台挨拶を迎え、奥村は「昨日はアイドルとしてライブをしていたんですけど、今日は会場の空気感が違って緊張しています。でも、“女優”なので明るく頑張っていきたい!」と宣言。
また、鶴見は「初日舞台挨拶をテレビで見たり、アニメ映画の舞台挨拶に行きたいって思ってる側だったのが、自分がこの舞台に立ってるということで、すごく新鮮でビックリしています。それらしく振る舞えるように頑張ります」と笑顔を見せる。
撮影について、遊佐監督が「大変過ぎて…」と過酷だったことを明かすと、奥村からは「すっごい大変でした。だから全然覚えてなくて、質問されても答えられないんですよね…」というMC泣かせな発言も。続けて、「楽しかったのは覚えてて、帰る時とか、撮影のワンシーンが終わったり、1日が終わったりするたびに感動してました。『今日も終わったな』って」と振り返った。
今回、虹のコンキスタドールのメンバーが演じたのは本人役。遊佐監督は「みんな『本人(だから、このまま)でいいんだ』って思わないで、ちゃんと物語の中の役になり切ってくれたので、『これ、本人なのかな? 役なのかな?』っていう微妙なところは出ているんじゃないかと思います」と、メンバーの役作りを称賛。
遊佐監督に「撮影前は、まだ虹コンを知ったばかりで手探りの状態だったんですけど、わりと当たってたのかな?」と問い掛けられ、的場は「当たってました! パンフレットに『カリンは可愛い物を集めるのが好き』って書いてあったんですけど、実際に私もピンクの物が好きだったりとか、キャラクターが好きだったりするので、見破られてるなと思いました」と明かす。
また、劇中で自身とリンクする部分について、根本は「不覚ながら、ありました(笑)。実習訓練の時、3グループに分かれてやるんですけど、私が盛大に足を引っ張るシーンがあります。銃の組み立てができなくて、エミリにキレれられるっていうシーンがあったりして。私もよく、そういう事をやるんですよ」と照れ笑い。
そして、「普段は私、ちゃんとしてるんですよ! だから、よく見破ったなって」と自信満々に話すが、ファンの反応が薄く「あれっ? 普段、ちゃんと振る舞ってるつもりなんですけど」と戸惑う一幕も。
そんな根本に、遊佐監督は「あそこまでとは思ってなくて、撮影した後も『ちょっとやり過ぎちゃったな』と思ったんだけど。でも、ナギは笑いどころを持っていくから、おいしかったよね?」とフォローを入れていた。
劇中では、メンバーがガンアクションに挑戦。遊佐監督は、「『慣れておいてね』って言って、みんなに銃を渡していたので、すごく自然に持っていたのが印象的でした」と話す。
奥村と鶴見が「『銃と一緒に寝ろ!』と言われました」と明かすと、遊佐監督は「『劇中の世界の子たちにとって、銃っていうのはお箸とかスプーンとかの日用品なんだよ』っていう話をして、銃を渡して、準備してもらいました。銃を自然に銃を持ってて、すごくなじんでたと思いますよ」と、銃の扱いを褒める。
さらに、遊佐監督は「アクションでいうと、アカリは華麗に“ギンプ”をよけるとか、そういうシーンも結構メインでやってもらいました」と紹介。
その中村は、「根本がポンコツしてる間、囮役として結構アクションをやらせていただきました。普段やってるダンスとかとは全然違って、やっぱり難しい面もありましたね。亜紗美さんに『こういうふうに動けば、格好よく見える』っていうのを、指導していただいたんですけど…」と苦労を明かした。
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