上川隆也が主演を務める「さよならの向う側」(毎週木曜夜11:59-深夜0:29、日本テレビ系)第二話が9月29日(木)に放送。ゲスト出演する眞島秀和が、肝臓の病で亡くなった放蕩息子・山脇浩一を演じる。
同局では、毎週木曜日の夜11:59-深夜0:54に二つのドラマを4週連続オムニバス形式で放送。番組前半30分は「さよならの向う側」を、番組後半25分は「5分後に意外な結末」を放送する。
「さよならの向う側」は同名小説(著・清水晴木/マイクロマガジン社刊)が原作。上川演じる「案内人」が、思いがけず訪れた死に戸惑う人々を現世とあの世の狭間「さよならの向う側」で迎え、彼らの「最後の24時間」に寄りそう。
脚本は日本テレビ系「ホタルノヒカリ」「母になる」「#リモラブ」、NHK連続テレビ小説「スカーレット」などの水橋文美江、監督は映画「神様のカルテ」、映画「白夜行」、テレビ朝日系「にじいろカルテ」、Netflix「桜のような僕の恋人」などの深川栄洋が務める。
病室で男性が亡くなった。その様子を窓から見ていた山脇浩一(眞島)は、「これ、俺だよな?」と近くにいる「さよならの向う側」の案内人・谷口健司(上川)に確認する。うなずく案内人に、浩一は「死んじゃったか…」とつぶやく。浩一は、肝臓の病で入院していたのだ。
そんな中、病院から連絡を受けた浩一の姉・由利子(宮澤美保)が病室に駆け込んでくる。浩一が入院していたことも知らなかった由利子だが、浩一の持ち物の中にあった子どもの頃の家族写真を見つけ、思わず息が詰まる。
そんな由利子の様子をじっと見ていた浩一に、案内人は24時間限定で現世の人ともう一度会うことができる「最後の再会」について説明する。しかし、浩一は会いたい人はいないと言い、「俺みたいに死んでせいせいしているやつがいたって全然おかしくない」と話すのだった。
「最後の再会」で会うことができるのは、浩一が死んだことをまだ知らない人だけ。しかし、由利子は親戚や浩一の同級生、そして絶縁中の父・博(柄本明)にも連絡をしてしまう。
そんな中、浩一が訪れたのはレンタルショップ。借りっぱなしのDVD「宇宙怪獣シリーズ」を返そうと思ったが、店員の野原新(渋谷謙人)は店は閉店すると言う。
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