阿部寛“M”、SNSの脅迫文に振り回される姿に共感 “謎の美女”大島優子も登場<すべて忘れてしまうから>

2022/09/29 12:02 配信

ドラマ レビュー

「すべて忘れてしまうから」第3話では、SNSを巡る顛末が描かれた(C)Moegara, FUSOSHA 2020

阿部寛が主演を務めるドラマ「すべて忘れてしまうから」の第3話が9月28日に配信された。第3話ではミステリー作家の“M”(阿部)がトークイベントに出席し、その会場に“謎の美女”役の大島優子が登場。第1話や2話の配信後にも大島ファンによる“大島待望論”は散見されていたが、いよいよ初登場し、ネット上では「ついに謎の美女が」「待ってた!」など出演を喜ぶ声があふれた。(以下、ネタバレを含みます)

同ドラマは、今最も話題の作家の1人である燃え殻のエッセイを国内トップクリエイターがドラマ化した話題作。阿部演じる作家“M”を主人公に、消えた彼女“F”(尾野真千子)を巡る、大人の心に染みわたるミステリアスでビタースイートなラブストーリー。ディズニーの公式動画配信サービス・ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」で毎週水曜昼4:00より独占配信中だ。

物語の主人公となる“M”を阿部、“M”の失踪した彼女“F”を尾野が演じる他、“M”の行きつけであり、物語のキーとなる舞台“Bar 灯台”のオーナーをChara、同じバーで働く元バンドマンの料理人役を宮藤官九郎、“F”と何やら関係のある謎の美女役で大島優子、そして“F”の姉を名乗る女性役で酒井美紀が出演。さらに、異例の試みとなるエンディング楽曲を毎話異なる10組のアーティストが担当することも話題となっている。

“M”のSNSに脅迫文が

「すべて忘れてしまうから」第3話より(C)Moegara, FUSOSHA 2020


編集者の澤田(渡辺大知)の勧めでSNSを始めた“M”は、予想外にフォロワーが増えるさまに喜ぶ。しかし、ある日トークイベントの告知を投稿すると「その日あなたの関節を全部折ります」という脅迫文が届く。澤田に話すも特に気にする様子もなく、警察に相談するも本気で取り合ってもらえず、不満が募るばかり。そんな中、行きつけの「Bar 灯台」の帰り、“M”はふと思い立ち、“F”にLINEで「どこにいる?」と送ってみるのだった。

イベント当日の朝、お気に入りの喫茶店で仕事をしていると、マスター(見栄晴)の元妻で探偵の女性(内田慈)と知り合い、SNSの脅迫文について相談することに。だが、打つ手がないことを知らされ肩を落としたついでに、「いなくなった人ってどうやって捜すんですか?」と尋ねると、「見たところ本気で捜そうとしていない」と指摘され、図星で言葉を失う。

“謎の美女”が登場!


イベントでは、大勢の女性客の中に一人だけ大柄な男が紛れ込んでおり、見るからに怪しい風貌でトーク中も無表情で“M”を見てくる。彼の存在が気になってイベントどころではない“M”だったが、サイン会でデビュー時からのファンであったことが判明し、胸をなでおろす。

イベント後、バーで飲んでいた“M”の前に謎の美女が現れ、「私、実はさっきのトークイベントにいたんです」と声を掛けてくる。