飯尾和樹(ずん)と莉子がナビゲーターを務めるドラマ「5分後に意外な結末」(毎週木曜夜0:29-0:54、日本テレビ系)の第2週が9月29日に放送された。鶴見辰吾出演のショートドラマに医者役で登場した野間口徹が物語の不穏さを高める好演を見せた。(以下、ネタバレがあります)
読売テレビ・日本テレビ系のプラチナイト木曜ドラマ枠では、9月22日より『4週連続オムニバスDRAMA』と銘打ち、2つのドラマをオムニバス形式で放送。番組前半30分(夜11:59-)は上川隆也主演の「さよならの向う側」、後半25分は本作という構成になっている。
本ドラマの原作は、シリーズ累計430万部を突破し、「小学生が選ぶ“こどもの本”総選挙『短編読み物部門』」第1位、雑誌「二コラ」好きな本ランキング2020、2021の2年連続1位を獲得するなど、子どもたちやその親世代を中心に大ヒットを記録している短編小説集「5分後に意外な結末ベスト・セレクション」シリーズ(編著・桃戸ハル/講談社文庫)「5分後に意外な結末」シリーズ(学研プラス)。
飯尾が高校の先生・結島、莉子が生徒・りさにふんしたナビゲートパートとは別に、2本のショートドラマが展開する。
第2週のショートドラマは、濱田龍臣が新人白バイ隊員にふんして“パトロール・デビュー”の日を描いた「うそつき」と、鶴見辰吾が胃がんを告知されたサラリーマンの動揺を表現した「死神」の2本となった。
「死神」は切ない物語が繰り広げられたが、そのなかで医者役でありながら、不穏な雰囲気を高めた野間口徹の演技がさすがだった。
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