武四郎(吉沢亮)は北海道札幌にある丘珠病院に勤める小児科医。ある日、小児科科長の鈴木修(松尾諭)に呼び出され、新設されたPICUへの異動を命じられる。「栄転だよ!」とはやし立てられる中、PICU科長の植野元(安田顕)と出会う。
植野は日本各地でPICUの整備を推し進めてきた小児集中治療のパイオニア。「日本一広大な自然を相手に、医療用ジェット機を運用した日本屈指のPICUを作る」という“最後の大仕事”を成し遂げるため、東京からはるばるやってきた。陸路での搬送が絶望的な北海道で、医療用ジェット機で雄々しい山を越えて1秒でも早く搬送すること。そして、どんな状況のどんな子どもであっても全員を受け入れられるPICUを作ること。そんな壮大な目標を掲げる植野だが、現状のPICUは圧倒的人材不足で急患を受け入れられる状況ではなかった。
そんな中、稚内市の病院から「5歳の少女が転院先を探して4時間も待機している」という衝撃の電話が入る。みんなが「私たちまだ準備が…」と困惑する中、植野の「どんな状況のどんな子どもでも受け入れる」という確固たる信念に従い、少女を受け入れることになるのだが…。
――という物語が描かれる。
同ドラマの公式ホームページ、公式Twitter、公式Instagramで公開されている数種類の予告映像では、武四郎が「よく頑張った」と優しい笑顔で声をかける姿や、植野をはじめとするPICUのメンバーが運ばれてくる子供を治療する緊迫したシーンや、「志子田くんにとって医者の仕事ってなんなの」と言う植野の声の後に、武四郎と植野が涙を見せる姿などが映し出されている。
これらの印象的なシーンに「放送がとても楽しみです」「予告動画だけで泣けます」「しこちゃん先生頑張れ!」などの声が上がり、どんな物語が待ち受けているのか注目が集まっている。
「PICU 小児集中治療室」第1話は、10月10日(月)夜9:00よりフジテレビ系で放送。
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