ビスケットブラザーズが、10月8日に行われた“コント日本一”を決める大会「キングオブコント2022」(夜7:00‐9:54、TBS系)にて、歴代最高得点で優勝。生放送後に開かれた記者会見に出席した二人は、結成12年目でつかんだ“王者の座”への喜びを語った。
決勝に進出した、いぬ、かが屋、クロコップ、コットン、ニッポンの社長、ネルソンズ、ビスケットブラザーズ、や団、ロングコートダディ、そして岡野陽一と吉住によるユニットコンビ・最高の人間がしのぎを削った今大会。
1stステージでは、山で野犬に襲われた男(きん)と、それを助けに現れた謎の男(原田泰雅)によるやり取りを描いたコント「野犬」を披露した。状況に似合わないコミカルな動きと、予想を裏切る展開の連続で会場の笑いを誘った二人。山内健司が95点、秋山竜次が96点、小峠英二が97点、飯塚悟志が95点、そして松本人志は98点で計481点を獲得した。
小峠が「出落ちかと思ったら、最後の展開も含めて面白かった」、飯塚が「全ハマりだった」と絶賛する中、歴代最高得点を出したという松本は「100点をつけてもよかった」とコメント。1stステージをトップで通過した。
ファイナルステージでは、最後に登場したビスケットブラザーズ。結果、山内は95点、秋山は96点、小峠は96点、飯塚は97点、松本は98点の計482点を獲得し、2位のコットンと大きく差をつけて優勝を果たした。
山内は「他のネタも面白くていつか来ると思っていた」、小峠も「文句なしの優勝」と笑顔でコメント。最後に松本は「演技力がないと上がっていけない恐ろしい時代になってきた」と話し、番組を締めくくった。