Kis-My-Ft2・玉森裕太が主演を務めるドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)の第1話が10月8日に放送された。玉森は研修医を演じ、病院ドラマ×ミステリーの物語が展開。池田エライザ、矢本悠馬ら同期たちとの群像劇としても期待が高まり、トレンド入りのスタートとなった。(以下、ネタバレがあります)
同ドラマは、現役の医師でもある作家・知念実希人によるシリーズ累計20万部突破のベストセラーが原作。研修医・諏訪野良太(玉森)が、カルテを通して患者たちの秘密とうそを優しく見破るハートウォーミング・ミステリーとなる。
前シーズンのドラマ「NICE FLIGHT!」(テレビ朝日系)ではパイロットを演じていた玉森。今回は白衣姿での登場となった。とはいえ、まだ1年目の研修医の身で、各科で研修を重ねていくところだ。
玉森演じる諏訪野は、人当たりがよく、空気を読むことに天才的に長けているという性格。医者としての自分の適性に悩みながらも、患者に寄り添い、真っすぐに立ち向かっていく。
第1話では、精神科で研修することになった諏訪野が、2年間、過量服薬で毎月入院を繰り返している瑠香(仁村紗和)を担当することに。最初はコミュニケーションが取れなかったが、初診からのカルテを見返していると、瑠香の左腕のやけどが2年前に離婚した元夫の名前になっていることに気付いた。
そして瑠香と向き合ううち、元夫からDVや生活保護費の搾取をされているのではないかと、隠されていたことを見破った。
十分な睡眠や食事が取れない忙しさの中、患者に寄り添う諏訪野。「点滴から雑用までなんでもお任せ、諏訪野でございます」という電話の応対にはクスっと笑えるが、時に涙目になって語り掛けるなど、その一生懸命さが玉森の演技からにじみ出ていた。瑠香に「気付いてくれてありがとう」と言われた後の、優しいほほ笑み返しが胸にしみた。
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