飯尾和樹(ずん)と莉子がナビゲーターを務めるドラマ「5分後に意外な結末」(毎週木曜夜0:29-0:54、日本テレビ系)の第4週が10月13日に放送。太宰治の短編小説が原作のショートドラマにW主演した古川雄輝と笠松将の演技に引き込まれた。(以下、ネタバレがあります)
読売テレビ・日本テレビ系のプラチナイト木曜ドラマ枠では、9月22日より『4週連続オムニバスDRAMA』と銘打ち、2つのドラマをオムニバス形式で放送。番組前半30分(夜11:59-0:29)は上川隆也主演の「さよならの向う側」、後半25分は本作という構成に。
本ドラマの原作は、シリーズ累計430万部を突破し、「小学生が選ぶ“こどもの本”総選挙『短編読み物部門』」第1位、雑誌「二コラ」好きな本ランキング2020、2021の2年連続1位を獲得するなど、子どもたちやその親世代を中心に大ヒットを記録している短編小説集「5分後に意外な結末ベスト・セレクション」シリーズ(編著・桃戸ハル/講談社文庫)「5分後に意外な結末」シリーズ(学研プラス)。
飯尾が高校の先生・結島、莉子が生徒・りさにふんしたナビゲートパートとは別に、2本のショートドラマが展開した。
最終週の1本目のショートドラマは、秋田汐梨出演の「失敗したキューピッド」。恋愛小説にハマっている高校2年生の詩織(秋田)は、クラスメイトの春馬(秋谷郁甫)が好きだと気付く。オムニバス作品を好む共通点を見つけた詩織は、お気に入りの「恋愛短編集・ハルとアキ」に告白のメッセージを書いて、春馬に貸す…というストーリーだった。
「よかったら、感想とか聞かせてもらえたら」とも伝えていて、やきもきしながら待っていた詩織だったが、告白メッセージが思いもかけない展開を招いてしまうという、甘酸っぱさとほろ苦さのあるラブストーリーとなった。
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