阿部サダヲ×松下洸平が振り返る、念願の初共演「松下さんのスマホの持ち方が独特」

阿部「幅広い層の『ザテレビジョン』読者の方にも楽しんでいただける作品」

松下洸平×阿部サダヲ 撮影=カノウリョウマ/スタイリスト=チヨ(阿部)、丸本達彦(UNFORM)(松下)/ヘア&メーク=中山知美(阿部)、五十嵐将寿(松下)/衣装協力=MARNI、CAMPER(松下)


――身寄りのない老人の葬儀への参列者を捜すため、彼と関係のあった人々の元を訪ね歩く牧本。生と死をテーマにしながら、ちょっと迷惑な男・牧本が起こす奇跡の物語は温かいですよね。

阿部:水田伸生監督と映画でご一緒させていただくのは、これで4度目となりますが(「謝罪の王様」⦅2013年⦆など)、今回はコメディーといっても少し違った感じの作品になっています。新鮮だと思いますし、幅広い層の「ザテレビジョン」読者の方にも楽しんでいただけると思います!

松下:あとは牧本さんのブレない精神と、そこから生まれる人を思う心が、つながっていけばいいなと。登場人物がそれぞれにいとおしいので、そこにも注目していただきたいです。

阿部:あと、この映画の中にもあるけど、松下さんのスマホの持ち方が独特で。「やんごとなき―」を家で見ていたときに、松下さんのスマホの持ち方をマネするのが、わが家ではやっていたぐらいだった(笑)。

松下:マジっすか(笑)。

阿部:スマホを持つときの肘の角度が独特なんだよね(笑)。今回の映画でも神代がスマホを持って話すシーンがあるので、ぜひご注目を!

◆取材・文=馬場英美