玉森裕太“諏訪野”の姿から医師の大変さを痛感しつつ、裏側を知る面白さもポイントに<祈りのカルテ>

2022/10/16 15:41 配信

ドラマ レビュー

第2話の諏訪野(玉森裕太)は外科で研修することに(C)NTV

Kis-My-Ft2玉森裕太が主演を務めるドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)の第2話が、10月15日に放送された。外科での研修に励む諏訪野を通し、その大変さと共に、医師と患者の関係や手術中の出来事など、その仕事に就いていないとあまり知ることができないことが描かれる、見応えのある話となった。(以下、ネタバレがあります)

外科で研修する諏訪野


同ドラマは、現役の医師でもある作家・知念実希人によるシリーズ累計20万部突破のベストセラーが原作。研修医・諏訪野良太(玉森)が、カルテを通して患者たちの秘密とうそを優しく見破るハートウォーミング・ミステリーとなる。

諏訪野と同期の研修医として、曽根田みどりを池田エライザ、冴木裕也を矢本悠馬、橘麻友を堀未央奈、牧村康雄を濱津隆之、谷川聖人をYUが演じる。

第2話は、諏訪野が新たな研修先の外科で、院内の誰もが一目置く優秀な外科医である冴木(椎名桔平)に指導を受けることに。

考えを変える患者に諏訪野が困惑


冴木が担当する、胃がんと診断された老齢の患者・近藤(伊武雅刀)は、いったんは手術に前向きな姿勢を見せたものの、突然「手術をやめる」と言い出す。困惑する諏訪野が理由を聞くと、「これはがんじゃないからです」と答えた。

だが、その後に近藤は「やっぱり手術を受ける」と考えを一転。さらに、内視鏡ではなく、リスクの高い回復手術を望んだ。

近藤と同室の若宮(前原滉)の話を聞いた諏訪野は、電子カルテを読み返し、生命保険の条件が絡んでいるのではと気付く。そして、冴木も近藤が希望する手術を行うことにするという展開となった。