山崎賢人「アトムの童」初回 トレンド日本1位、世界2位の好発進 関心の高さ見せつける

2022/10/17 12:07 配信

ドラマ レビュー

6年ぶりにゲームの世界に戻った天才ゲーム開発者・安積那由他を演じる山崎賢人(C)TBS


山崎賢人主演の日曜劇場「アトムの童(こ)」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系※初回は夜9:00-10:19) が10月16日にスタート。放送中から熱い関心を集め、放送終了時には「#アトムの童」がTwitterのトレンド1位、世界トレンドでも2位になり、好発進となった。

天才ゲーム開発者&町のおもちゃ工場VS巨大IT企業の下剋上バトルスタート


「アトムの童」第一話より(C)TBS

この作品は、ゲーム業界を舞台に、全てを奪われた若き天才ゲーム開発者・安積那由他(山崎賢人)が、その巨大資本の企業に立ち向かう、世の中のすべての挑戦者たちに贈る、熱い下剋上バトルストーリー。と共に、周囲の人々とかかわりながら那由他が成長していく物語でもある。令和4年度(第77回)文化庁芸術祭参加作品。ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて世界配信もされる。(以下、ネタバレを含みます)

自動車整備工・那由他のもう1つの顔は…


那由他は、今は自動車整備工として働いているが、6年前に大ヒットゲーム「Downwell」を世に送り出した天才ゲーム開発者。「ジョン・ドゥ」という名前で活動し、誰も素性を知らないことから「ゲーム業界のバンクシー」と呼ばれていたが、ある事件をきっかけにゲーム開発から離れたのだった。

一方、老舗玩具メーカー“アトム玩具”は、海外との価格競争などの影響で廃業の危機を迎えていた。そんな中、社長の富永繁雄(風間杜夫)が脳梗塞で倒れてしまう。将来に不安を感じた繁雄は、銀行員の娘・海(岸井ゆきの)に跡を継ぐように頼むが、幼いころにおもちゃ作りに没頭する父に呆れて母が出て行き、つらい思いをしてきた彼女は拒否。

そんな折、大手IT企業の“SAGAS”が、新たなゲーム開発のために“アトム玩具”が持つ特許が必要となり、買収を持ちかけてくる。海は乗り気だったが専務の八重樫(でんでん)や社員の各務(塚地武雅)は難色を示す。そんなときに工場が火事で全焼。海は銀行を辞めて“アトム玩具”を継ぐことを決心する。

海は銀行を辞め”アトム玩具”を継ぐことを決心する(C)TBS

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