──舎監の愛子役・和久井映見さんについては?
松本:愛子さんもいい人ですけど、和久井さんご本人もとてもいい人なんです! 寒い日にロケをしたことがあったんですけど、1人1人ネックウオーマーをプレゼントしてくれました。映画「君の名は。」(2016年)の話をしたりとか、同じ目線で会話をしてくれますね。「私、パンフレット2冊買ったよ!」って仰っていました(笑)。
藤野:誕生日にはプレゼントもいただきました。本当に優しい方です。
松本:(スタッフから)ケーキももらったよね? 誕生日の近い私たち2人に、サプライズで。
藤野:ケーキがベルトコンベアーで流されてきたんです。有村さんが、工場で部品付けるみたいにロウソクを立ててくださって(笑)。びっくりしました。誕生日の人がいるとみんなでお祝いする、温かい撮影現場です。
──最後に、メッセージを!
松本:澄子や豊子のように、中学を卒業して就職のために上京して来る子がいっぱいいた時代のことを勉強しました。そういう人たちがいたから今の日本があるんだっていうことを、もっと皆さんに知ってほしいです。
藤野:そうですね。「ひよっこ」は日本の経済の基盤を作った、60年代の方たちのお話です。この物語を、実際にその時代を生きた人にも、私たちみたいな60年代を知らない世代にも、みんなに届けてあの時代を考えてもらうきっかけになったらうれしいです!
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