登場人物たちが隠す“裏の顔”が次々と暴かれていくノンストップ・ラブサスペンス「Sister」(毎週木曜夜11時59分-深夜0時54分、日本テレビ系)。三好凪沙(山本舞香)は初恋相手である麻倉陽佑(溝端淳平)と再会するも、姉・三好沙帆(瀧本美織)と婚約していることを知りショックを隠せない。そんな中、凪沙の周りで起きる不可解な事件の裏には、沙帆と陽佑の親友である羽瀬昊汰(佐藤大樹)がいることが分かる。今回は、10月27日放送の第2話のラストで沙帆と繋がっていたことが発覚し、視聴者を驚かせた昊汰を演じる佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)に直撃インタビュー。今回演じる役についてや撮影現場の雰囲気、グループのことについてなど語ってもらった。
――スタートから息もつかせない展開が繰り広げられていますが、台本を初めて読んだときの感想を教えてください。
感情の波が激しいと思いました。原作も読みどこまで表現するのか気になっていたのですが、かなり忠実にギリギリのところまで映像化されていることに驚きました。本当にノンストップ・ラブサスペンス。先の展開が読めないので、ドラマで作品を知った方は原作を読みたいと思うだろうし、原作ファンの方も喜んでくださる実写化になっていると感じました。めちゃくちゃ面白いです。
――10月27日放送の第2話のラストで昊汰と沙帆と繋がっていたことが判明し、それまでの印象がガラリと変わりました。昊汰を演じると聞いたときはどのように感じましたか？
はじめは難しいな…と。これまで演じてきた役は好青年や学生が多かったので特にそう思いました。ただこの1年、大人っぽい役を演じることが多くなり、そこで培ったモノを発揮できるかなとも感じて。すごく腕が試されているような、そんな気持ちで臨みました。
――二面性がある役ですが、演じる上で気をつけた点はありますか？
視聴者の方は、第2話のラストまでは昊汰のことを疑いもせず、本当にいいヤツだと思っていたと思うんですよ。なので、凪沙は昊汰に惹かれればいいのに…と思わすくらいのすごくいい青年を演じようと思いました。そして第3話からみなさんは昊汰を沙帆の犬だと思って見るので、これまでとのギャップが出ればいいなと。これからはとにかく嫌われようかなと思っています(笑)。子どもの頃、ドラマを見ていたらある俳優の方が恋人にDVをする役で出ていたんですよ。それまですごくその俳優の方を好きだったんですが、それ以降は、CMなどで見てもゾワっとするようになって…。それって、役に見えないくらい印象が深かったんだと思います。今回の僕もそうなれたら。佐藤大樹を見て羽瀬昊汰を思い出してもらえれば幸せです。
――今後、昊汰の内面も描かれていくと思いますが…。
昊汰を演じているから感じるのかも知れないですが、昊汰は単なる嫌なヤツではなく、ただ沙帆のことが好きだからこそ間違った行動をしている人物なので、そんなに嫌いになれないんですよ。程度の多少はあると思いますが、普通の人でもあり得なくはないというか…。好きが少しおかしな方向にいっているだけで、その根本は一人の人を強く愛しているというだけのこと。なので、全身全霊で沙帆好きを演じていけたらと思っています。
この記事の関連情報はこちら（WEBサイト ザテレビジョン）