AKB48岡部麟&高橋彩音「今は何が来ても大丈夫な気がする」5年で培ったバラエティー力<バッチこーい!>

岡部麟、高橋彩音撮影:大野代樹

岡部麟、番組を盛り上げるために「面白くなくてもいいから声を出す」


――5年前から、岡部さんは率先して企画に挑戦したり、人一倍大きなリアクションをしたり、鈴木さんやスタッフにかみついたり…メンバーを引っ張り、番組を盛り上げている“大黒柱”のような存在かなと思うんですが、収録で心掛けていることはありますか?

岡部:面白くなくてもいいから、とりあえず誰かが声を出してないと番組的に盛り上がっていないというか。もちろん、スタッフさんとかも笑ってくださるけど、メンバーの誰かが声に出していないと寂しいなって。他の番組に出させてもらった時も、やっぱりそういう役割は誰かがやっているので、面白い人にならなくてもいいから、そういうところでできる人になりたいなとは思っています。

――でも、背負っている感じはなく、岡部さん自身がすごく楽しんでいるのは伝わってきています。面白すぎて笑い崩れたりする場面は、個人的にはすごく好きです。

高橋:うん!

岡部:左伴彩佳が大好きで、私のツボなんです…(笑)。

最初はカメラの前で実力を発揮できなかった高橋彩音


――岡部さんが出演できなかった7月に行われた収録ですが、本田仁美さん、小栗有以さん、小田えりなさんも出演できず、レギュラーメンバーが高橋さん、吉川さん、清水麻璃亜さん、左伴さんだけという非常事態でした。

岡部:それ、Twitterで見て知って「え?」って。

高橋:そうだよ。“KANTO白書”じゃなくなっちゃったの。(助っ人メンバー3人が来て)“全国白書”になっちゃった。

岡部:こんな少ない時とかあるんだってビックリしました。

――その時の高橋さんが大活躍で。4本撮りの全ての回で高橋さんの活躍ぶりが光っていました。その収録に限らず、ここ最近の高橋さんは積極的にいいコメントを出していますね。

岡部:いや、彩音は最初からですよ。「バッチこーい!」が始まった時からではなく、出会った時からズバ抜けていたけど、持っているけど(カメラの前で)出さないっていう印象でした。

高橋:楽屋とかだとさ、なんか安心しているから(笑)。やっぱり番組の最初の頃は緊張していて…。

岡部:そうなの? 彩音に緊張とかあるの?

高橋:あるよ(笑)。その緊張とかも顔に出なくて、いろんなものが出てこないから…。でも、だんだん慣れてきたというか、空気感も分かってきて、自分の出し方がちょっと分かってきたなというのはありました。