主人公の元小学校教諭の刑事である倉澤樹(中谷)は12年前、当時小学6年生だった教え子・貴志ルオト(菊池)に、愛する娘を惨殺された過去を持つ。事件当時12歳という犯人の幼さも相まって、この猟奇殺人事件は日本中に大きな衝撃をもたらした。倉澤は被害者遺族として絶望を味わい、その経験から生まれた“自分と同じように苦しむ人を一人でも多く救いたい”という想いのもと、刑事になった。
倉澤は娘の命日を目前に、ルオトが医療少年院を退院することを知る。そして、ルオトが「完全に更生した」という話を聞くも、被害者遺族として疑心を抱かずにはいられない彼女のもとに、ある日、不審なメッセージが届く。「あなたの大事なものを、もう一度奪います」それは、再び日本中を震撼させる新たな事件の始まりだった。
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