放送中の主演ドラマ「アトムの童(こ)」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)が、動画配信サービス「ディズニープラス」のコンテンツブランド「スター」でも配信中の山崎賢人。「スター」ではこの秋、TBSの人気連続ドラマ計29作品が続々と配信されているが、山崎にとってTBS日曜劇場への初出演作品となったドラマ「陸王」(2017年)も11月9日(水)に登場する。5年前、山崎が実年齢と同じ23歳の青年を演じ、フレッシュな姿を見せた注目作だ。
「アトムの童」は山崎にとって、「陸王」以来5年ぶりの日曜劇場にして同枠初主演作品。6年前に大ヒットゲームを開発し、将来を嘱望されながらも業界から姿を消していた天才ゲームクリエイター・安積那由他を演じている。
過去のつらい出来事のせいでもうゲーム開発には関わらないと決めていた那由他だったが、倒産寸前の老舗おもちゃメーカー「アトム玩具」の3代目社長・富永海(岸井ゆきの)の情熱に打たれ、「アトム玩具」再建のためゲーム開発に乗り出す。
一度は夢を捨てたはずの那由他が、企業規模も資金力も圧倒的な超一流企業を向こうに回し、ゲームへの愛と天才的ひらめきで奇跡を起こしていく――。そんなストーリーは、視聴者に爽やかな感動と「明日も頑張ろう!」という前向きな気持ちをもたらしてくれる。
日曜の夜に放送される「日曜劇場」枠では、これまでもそんな前向きで熱くなれる作品が作られ、幅広い世代に愛されてきた。「陸王」も、そんな作品の一つ。“やられたらやり返す。倍返しだ!”のフレーズで社会現象を生んだ「半沢直樹」(2013年ほか)をはじめ、「ルーズヴェルト・ゲーム」(2014年)や「下町ロケット」(2015年)のスタッフが再集結。池井戸潤の同名小説を原作に、100年続く足袋製造会社「こはぜ屋」の4代目社長・宮沢紘一(役所広司)と、その息子・大地(山崎)がランニングシューズ開発に挑んでいく物語だ。
年々先細る足袋の需要に直面し資金繰りに悩む紘一は、新規事業への参入を考え始める。その事業とは、こはぜ屋が足袋製造で培ってきた技術を生かした裸足感覚のランニングシューズ“陸王”の開発だ。
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