12月26日(月)と12月27日(火)に、高橋一生が主演を務める「岸辺露伴は動かない」(夜10:00-10:54、NHK総合)第3期が放送されることが分かった。同作は、相手を本にして、生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊な力“ヘブンズ・ドアー”を持つ漫画家の岸辺露伴(高橋)が、編集者の泉京香(飯豊まりえ)とともに奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かうドラマ。
2020年、2021年に続く第3期では、「ホットサマー・マーサ」と「ジャンケン小僧」が描かれ、古川琴音、柊木陽太がゲスト出演する。
夏の強い日差しとマスクのせいでもうろうとしながら、見知らぬ神社に迷い込むと、そこには根元に大きな洞のある巨木があった。洞を塞ぐ柵の隙間をのぞくと中は祠のようだった。興味を引かれた露伴は中に入るが、気がつくとバキンを抱いたままうずくまってしまっていた。祠を出て家に戻ると、ところどころ様子がおかしいことにいぶかしさを覚える露伴。さらには、自分のベッドにはシーツにくるまった若い女(イブ:古川琴音)がいた。
京香(飯豊)と打ち合わせ中の露伴のところに、漫画「ピンクダークの少年」を持ったファンの少年(大柳賢:柊木陽太)が突然尋ねてきた。ところが露伴は、仕事場にいきなり来るのは良くないと言って玄関扉を閉め、追い返してしまう。再び露伴の前に現れた少年は、今度はやぶから棒にジャンケンしようと提案する。少年は、行く先行く先に現れては、執ようにジャンケンを挑んでくる。