松村北斗、原菜乃華“すずめ”の印象は“強烈”「格好良いせりふの言い回しにキュンときません?」

2022/11/11 20:33 配信

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映画「すずめの戸締まり」初日舞台あいさつに登場した原菜乃華と松村北斗(写真左から)※ザテレビジョン撮影

原菜乃華松村北斗(SixTONES)が、11月11日に都内で行われた映画「すずめの戸締まり」の初日舞台あいさつに深津絵里染谷将太花瀬琴音、そしてメガホンを取った新海誠監督と共に登壇。公開初日を迎えた感想などを語った。

同映画は新海監督の「君の名は。」「天気の子」に続く3年ぶりとなる新作で、日本各地の廃虚を舞台に災の元となる”扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。オーディションで1700人を超える応募者の中から選ばれた原が主人公のすずめの声を担当し、扉を閉める旅を続ける”閉じ師”の青年・草太役を松村が務めている。

原「今日をずっと楽しみにしていました」

原菜乃華※ザテレビジョン撮影


主人公・すずめを演じた原は、公開初日を迎え「昨日はあんまり眠れなかったぐらい本当に今日をずっと楽しみにしていました。この作品の、言葉では表しきれないような素晴らしい魅力をこれからたくさんの方と共有できるんだなと思うとすごくうれしい気持ちでいっぱいです」と万感の思いを吐露。

一方、“最速上映”を見たばかりだという松村は「また『すずめの戸締まり』熱が沸々と…いや、グラグラと煮えたぎっている状態です。せっかく上映後なので、楽しいプラスちょっと鬱陶しいぐらいの時間にできたらと思います」と独特の表現であいさつした。

また、すずめと草太を演じた2人は、役を通して見たお互いの印象について聞かれ「本当にずっと“実写版草太さん”だなって松村さんのことを思っていて、もちろんお声はそうですし、上品な雰囲気だったり、しぐさだったりとか。私なんかに対してもすごく丁寧に敬語で接してくださるところが本当に草太さんのままだなと思います」と真っすぐな目で語る原。

続けて「私がいろんなところでお話をさせていただく機会が増えてきて、思っていることを言語化できなくて、詰まったりしているとき、その思いみたいなものをすごくくみとってくださって、言葉にしていつもフォローしてくださるので、そういう聡明なところも草太さんと全く同じだなっていうふうに思います」と松村に尊敬のまなざしを送る。

松村「本当に言葉が上手な19歳ですよね~」

松村北斗※ザテレビジョン撮影


それに対し、松村は「本当に言葉が上手な19歳ですよね~。まいっちゃいます、本当に(笑)」と照れながらも、原“すずめ”の印象を「強烈ですよ。いろんなインタビューで結構格好つけていろんな言い方をするんですけど、シンプルな言葉で言いますけど、(すずめの)格好良いせりふの言い回しにキュンときません? 特に序盤、初めての扉に走ってきて『なぜ?』と言った後のすずめの返答とかが、語弊があるとあれですけど、キュンときません?」と賛辞を惜しまない。

さらに「それこそ予告でも使われていましたけど、『私は草太さんのいない世界が怖いです』とか。すごく悲しいんだけど格好良さがあるというか、そこに心えぐられるような強さがある、そういう力を持っている方だなという印象です」と、演じる原に対しても感心しきりの様子で語っていた。

なお、映画「すずめの戸締まり」は11月11日より全国公開中。

◆取材・文・撮影=ブルータス海田