＜科捜研の女＞シーズン後半戦突入で、シリーズ最強の敵・石黒賢“古久沢”が再び登場　高田里穂“由井”は事件のキーパーソンに

11月15日(火)放送の「科捜研の女 2022」(夜9:00-9:54、テレビ朝日系)第5話では、“目撃者”は1匹の猿という異様な殺人事件が発生。さらに、捜査を進める榊マリコ(沢口靖子)たちの前に、初回2時間スペシャルで激突した“シリーズ最強の敵”天才物理学者・古久沢明(石黒賢)がまたしても立ちはだかる。因縁の相手・古久沢との第2ラウンドを前に、主演の沢口から見どころ＆メッセージが到着した。

目撃者は1匹の“猿”

第5話でマリコたちが挑むのは、深夜に大学の「動物音声学研究室」で助教の男性が何者かに襲われて死亡した事件。死亡推定時刻の防犯カメラの映像は消去されており、犯人を目撃したのは研究用に飼育されていた1匹の猿だけという状況であったことが明らかになる。

やがて、被害者がかつて古久沢の研究室に在籍し、古久沢への恨みを募らせていたという事実が浮上。またしても捜査の先に透けて見えてくる古久沢の影。彼は事件とどうつながっているのか、真相を追うマリコたちは、やがて壮大な闇へと行きつくことに。

沢口靖子「心して挑みたい」と決意の対決

古久沢は初回2時間スペシャルで描かれた「連続人体発火事件」で、犯人を知りながらも科学の発展のために隠避した男。「研究を阻む者は、未来の人類にとって害悪でしかない」という信念を持ち、“心情”という不確かな要素を糸口に捜査に当たるマリコに対して、「科学者として醜悪」と冷酷な言葉をぶつけた。

そんな古久沢が第5話で再び舞い戻ってくると聞き、沢口は「因縁の相手が今回どのように事件に関わっているのか、再登場に胸騒ぎがし、心して挑みたいと思いました」と、決意をもって撮影に臨んだことを告白した。

また、100％科学を信じ切っていたかつてのマリコを振り返り、古久沢の存在は「同じ価値観を持っていたかもしれないと考えると、戦慄(せんりつ)を覚えてしまう人物」とも分析。マリコは古久沢に憤りを感じながら、内なる自分を見つめているとも考察している。

西銘駿が“疑惑の理系男子”に　高田里穂演じる生物学者も再登場

さらに第5話には、事件の鍵を握る存在であり、古久沢に心酔する大学院生・岩城達夫役で西銘駿がゲスト出演。鬱屈した感情を抱く理系男子をリアルに演じる。

このほか、初回2時間スペシャルでマリコにさまざまなヒントをもたらした、高田里穂演じる生物学者・由井沙織も再び登場。多彩なゲストが、謎深きストーリーをさらに濃密なものにしていく。