昨年、大好評を博した特番『ドラフトコント』が、パワーアップして今年も放送される。選ばれし5人のキャプテンがドラフト会議を行い、バラエティに富んだ精鋭・中堅芸人らドラフト候補20人から一緒にコントをやってみたいと思うメンバーを指名。ドラフト終了後に一か月という練習期間を経てコントを披露。どのチームが優れていたか競い合い、チャンピオンを決定する。一夜限りのチームで挑むコントへの意気込み、見どころをキャプテンたちに語ってもらい5日連続でお届けする。第2日目は、ディフェンディングチャンピオンとして昨年のキャプテンの中で唯一連続して出演する、春日俊彰(オードリー)が連覇を宣言する!
――2連覇を狙う立場での出場ですが、1回目を経験しているからこその改善点はありましたか?
春日 わたしは1回目の結果がよかったのでね、改善点はないですね。去年のドラフトのコンセプトは「春日が純粋にやりたいメンバー」だったんですが、戦略もシンプルだったんですよね。わたしがネタを一回も書いたことがないので、「ネタを書ける人」が絶対一人必要!ということだけで、あとは好きなメンバーを集めて優勝したので。今回も変わらずでした。なんてったって1回目に結果出てますからね。春日含めて最高の素材だけを集めてみたらどうなるかなってところは変わらないんです。唯一言えるのは、去年よりも春日的に強力なメンバーが集まった、ということくらいですかね。
――2回目だからこそ難しかったところは?
春日 1回目ほどの難しさはないですよね。当日の雰囲気とか経験しているので。そこもだいぶわたしの強味だと思っています。
――ネタは誰かにお任せということですが、上がってきた台本に対して春日さんが意見されることはあるんですか?
春日 いえいえ。ネタを書いた人の世界に入り込む。1回目もそうでしたけど全て任せています。わたしはドラフトを終えた時点でキャプテンの仕事は9割方終わっていると思っているので。MLBでいうところのジェネラルマネージャー、いわゆるGMですよね、キャプテンではなく。ネタを書く監督に全て任せています。
――ドラフト会議が終わり、コントを披露するまでの1か月はどんなことをされていましたか?
春日 どういうネタが来てもいいように体作りをしていましたね、ジムに通って。普段から通っていますけど。裸になることももしかしたらあるかもしれないし、激しく動くかもしれないので。春日にできることは体作りをすることだけでしたからね、ネタが上がってくるまでは特にやれることはないので。台本が上がってきて読ませてもらってからは、披露するのが楽しみでした。最高なものができてきたので。いい作品ができるというのは、ドラフトの時点からわかっていましたが、想像を超えてきていたので非常に楽しい1か月でした。
――今回の見どころを教えてください。
春日 もし春日がお客さんや視聴者だったら、今まで見たことがないものを観たいなと思ったんですよ。今回わたし、実はネタを書いてくれたメンバーにただ一つ注文したんですが、それは「サーカス」のような世界観、ワクワク感を出してくれということでした。ここでしか見られない特別感のあるネタ、これを見逃したら恐らく一年後悔するなっていうコントになっているので、ぜひ楽しみにしていただきたいですね。連覇ができるのは春日しかいないので。連覇して、来年も出ますんで!
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