去っていく尾野真千子“F”を見つめる阿部寛“M”の姿が切ない「すべて忘れてしまうから」第10話場面写真解禁

2022/11/16 12:00 配信

ドラマ

「すべて忘れてしまうから」第10話より(C)Moegara, FUSOSHA 2020

ディズニープラス「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズとして独占配信中の「すべて忘れてしまうから」。9話では、“F”(尾野真千子)の下した決断により、“M”(阿部寛)と“F”は別々の道を歩む事に。そんな二人の物語の結末が、11月16日(水)より配信される最終話にて明らかになる。

第10話「ずっと友達でいてね」

「すべて忘れてしまうから」第10話より(C)Moegara, FUSOSHA 2020


彼女と別れて1年がたった夏。連載ではじめたエッセーの単行本化が決まり、忙しくしていた“M”。闘病中だったAD時代の友人・大関が亡くなったのは、1週間前に“M”が見舞いに行った翌日のこと。“M”は彼と口を聞いた最後の人になった。

葬式の帰り際に“Bar 灯台”へ立ち寄ると、常連仲間たちが何やら盛り上がっていた。今まで独り身だった西が結婚すると言うのだ。谷も退職を機に家業を継ぎ、乾は母親の看病で実家に帰るという。ミトは韓国留学へ行っていた。これから彼らと会う機会が減ることに、“M”はどこか寂しさを感じるのだった。

そして、エッセーの単子本化に向けて準備を進めていた矢先、澤田が出版社を辞めると言い出す。エッセーはどうするのかと心配する”M”に、澤田は後任の若林を紹介するも、これまで関わったことのないタイプの人間を前に戸惑うのだった。

そして、突然カオルから「店が大変なことになっている」と連絡を受ける。駆けつけると、水道管の故障で水浸しになった店内を一人モップ掛けしながら、もう店を畳んでしまおうかと弱音を吐くカオルが。周りがどんどん変わっていくなかで取り残された者同士の二人は、柄にもなく「ずっと友達でいよう」と約束をするのだった。

そして、“M”は自分の前から去って行った多くの人の事を思い出しながら、エッセーを書き上げる。そして、何気ない日常を綴ったエッセーのタイトルは―。

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