安達祐実が今後なりたい俳優像や演じるキャラクター・吉子について語る<ザ・トラベルナース>

2022/11/17 19:10 配信

ドラマ

安達祐実が語るなりたい俳優像とは?※提供写真

岡田将生が主演を務める「ザ・トラベルナース」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第5話が11月17日(木)に放送される。

「ザ・トラベルナース」とはどんな物語?


同ドラマは、手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」を持つ、一見感じが悪いけどアメリカ仕込みの優秀なナース・那須田歩(岡田)と、

柔らかすぎるほどの物腰なのに、ここぞという場面では痛烈な一言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多きスーパーナース・九鬼静(中井貴一)が、患者ファーストで医療現場を改革していく痛快医療ドラマ。脚本は大ヒットシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)の生みの親である中園ミホ氏が担当。

第5話の放送に先駆け、同ドラマに出演している安達祐実のコメントが到着。安達は演じるキャラクター・金谷吉子や共演者とのエピソード、そしてドラマの見どころなどを語った。

出演を決めたのは内山聖子氏の存在だった


――出演が決まった時の気持ちやきっかけを改めて教えてください。

かなり前から「ザ・トラベルナース」のゼネラルプロデューサーである内山(聖子)さんから、「役はまだはっきり決まっていないけど…出演してくれる?」と声を掛けていただいて、内山さんとの仕事なので、全てを信頼してすぐに「行きます~!」と返答したことが出演するきっかけでした(笑)。

その後に少しずつ役が固まり出して、改めて役について「(私の役は)クールビューティーの看護師役で」と言われたのですが、ふたを開けてみたら「クール」な部分はさておき、「ビューティー」の要素があまりない役だったので、「あ、ビューティーなキャラクターではないんだ」と思いました。

――内山さんとの信頼関係があったからこそ、出演を決めたんですね。

10代の頃から一緒にお仕事をさせていただいていますし、私の中では、内山さんからのお仕事の依頼であれば、「もちろん、はせ参じます」という感じです(笑)。

――「ナースのお仕事」(フジテレビ系)を思い出した視聴者の方も多かったと思うのですが、そういった視聴者の方による反響は安達さんのもとに届いていますでしょうか?

ちゃんとSNSを見るタイプではあるので、皆さんからの反響はちゃんと届いています! 皆さんからの意見はいい意見も悪い意見もどちらも見るようにしています。

「あぁこういうふうに見てくれているんだな」とか、反省すべき点は修正しつつ、でもあまり振り回されないようにセーブしながら見るようにしています。

――「にじいろカルテ」(テレビ朝日系)では患者役でしたが、今回のキャラクターを演じる上で役立ったこは?

吉子に関していえば、「にじいろカルテ」で患者を演じていたから役立ったということはないです(笑)。

ただ、「にじいろカルテ」で患者を演じていたからこそ、医療従事者の方が「どう寄り添ってくれるのか」というのは、患者にとってすごく大事であり、救われる点でもあるということを知りましたし、その一方で、傷ついてしまうこともあるということを演じながら感じていました。

にじいろカルテ」で、温かさに包まれながら苦しいことや悲しいことを乗り越えていくという力をもらっていた患者役の私からすると、「ザ・トラベルナース」のキャラクターである静さんからはそういう「にじいろカルテ」で感じた温かな雰囲気や優しさがあるように思います。私が演じる吉子はそんなに患者さんに優しくないです(笑)。