原菜乃華、SixTONES・松村北斗の紳士ぶりを絶賛「素敵なフォローをしてくださっていて」

2022/11/18 22:18 配信

映画 アニメ 会見

原菜乃華撮影=風間直人

女優の原菜乃華が18日、都内で行われた映画「すずめの戸締まり」大ヒット舞台あいさつに、共演の松村北斗(SixTONES) 、メガホンをとった新海誠監督とともに登壇した。

観客からの感想が書かれたバックボードしみじみ

同舞台挨拶では、観客からの感想が書かれたバックボードがお披露目される一幕もあり、しみじみと感想を眺めていた原は、自身のもとにどんな反響が寄せられているか尋ねられると「お世話になってきた先輩方だったり、友だちから『面白かったし、もう1回見たくなる作品だった』って言ってくれて、普段アニメーションを見ない方も『本当に面白かった』って言ってくれて、みんなにとって特別な作品になっているんだなと肌で感じて、嬉しい1週間でしたね」とにっこり。

また、神戸と大阪で行われた舞台挨拶で、小さな子どもが手をあげて質問をしようとしたが、緊張で喋り出せない一幕があったそうで、原は「松村さんが素敵なフォローをしてくださっていて、監督と一緒に『素敵だったね』って」と話したことを明かし、新海監督も「(子どもが)喋れないときに『なんて素敵な待ち時間なんだろう』っておっしゃっていて、さすがだなって思いましたね」と絶賛。これに松村は「それは新海さんの紳士ぶりを受け継いで、真似しようと思ったところが大きいですね」と謙遜した。

オーディションに合格した時の心境を語る

そして、オーディションで選ばれた際の心境を聞かれた原は「サプライズ合格発表だったんですけど、とにかく頭の中が真っ白になってしまって、もちろんすごく嬉しい気持ちもあったんですけど、それ以上に不安だったり重圧みたいなものが一気に押し寄せてきて、立っていられないなっていう風に思ったんですけど、その気持ちは一旦、扉に閉じ込めて、アフレコに向けて練習して、台本を開いてという日々でしたね」と感慨深げに回顧した。

さらに、神木隆之介が演じた芹澤朋也に関する感想も多いことに気づいた新海監督から、神木と共演しての感想を求められた原は「本当に優しくて、『君の名は。』が好きですとお伝えさせていただいて、すごく緊張したんですけど、お芝居のアドバイスだったり、すごくたくさん勉強させていただきましたし、好きなアニメーションの話をしておすすめを教えてもらったりしました」と打ち明け、新海監督は「神木くんは重度な(アニメ)オタクだもんね」とコメントして笑いを誘った。

◆取材・文=風間直人