玉森裕太“諏訪野”が患者の抱えた秘密に迫る中、自身の知らない秘密が明らかに<祈りのカルテ>

2022/11/20 13:33 配信

ドラマ レビュー

玉森裕太“諏訪野”が謎の行動をする患者と向き合う(C)日テレ

Kis-My-Ft2玉森裕太が主演を務めるドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)の第7話が11月19日に放送された。救命救急科で研修する諏訪野(玉森)は、運び込まれた患者の謎を見つけ出したが、そんな中で諏訪野自身に関する謎が浮上した。(以下、ネタバレがあります)

救命救急科で研修する諏訪野

同ドラマは、現役の医師でもある作家・知念実希人によるシリーズ累計20万部突破のベストセラーが原作。研修医・諏訪野良太(玉森)が、カルテを通して患者たちの秘密とうそを優しく見破るハートウォーミング・ミステリーとなる。

諏訪野と同期の研修医として、曽根田みどりを池田エライザ、冴木裕也を矢本悠馬、橘麻友を堀未央奈、牧村康雄を濱津隆之、谷川聖人をYUが演じる。

第7話は、諏訪野と牧村が指導医・柚木(観月ありさ)の下、救命救急科で研修する中で、さまざまな親子の関係について描かれた。

運び込まれたコワモテ患者の秘密

意識消失で運び込まれてきた患者・秋田(やべきょうすけ)を1年前にも診ていたことを思い出した諏訪野。原因を探ろうとするが、元ヤクザのコワモテな秋田に対して腰が引けてしまう諏訪野に、柚木は「諏訪野ちゃんってさぁ、表情読むのうまいけど、人から悪意向けられると萎縮しちゃうでしょ。病院は苦しむ人が来る場所だから、医者である限り、患者さんから強い敵意を向けられることは避けられない。だから、今のうちに防御法を身につけておかないと。まずは心のガードをあげるべし」とアドバイスした。

そうして向き合った諏訪野は、秋田が30年近く会っていなかった母親に会うために、わざと意識障害を起こしていたことに気付いた。秋田の母親は消化器内科に入院しており、運び込まれてきた日は母親の誕生日だった。

長く会っていなくてもすぐに息子と分かった母と、いまは真面目に仕事しているから「もう心配しなくていいよ」と安堵させる息子。そんな二人の姿に、諏訪野は「親子の絆ってこういうことなんだね」とつぶやいた。