本話では、みどりの母が急患で運ばれ、みどりは母のために早く一人前の医者になりたいと頑張っていたことが明かされた。また、裕也の誕生日に同じ病院で働く外科医の父・冴木(椎名桔平)が駆け付けて祝うシーンも。
そんなさまざまな“親子の絆”が描かれる中で、冴木の回想で明らかになったのは、第1話で諏訪野が診察した広瀬(原田泰造)と諏訪野自身の関係。冴木が「会いたい気持ちは分かるがやめとけ。いくら親子でも」と言うと、広瀬は「分かってる。だから頼むよ。俺の代わりに良太のこと、頼むな」と返したのだ。
諏訪野の実の父は物心つく前に病死し、11歳のときに母が再婚した義父の名字を名乗っていることが分かっているが、第6話で諏訪野の旧姓が小林であることが明かされている。また、同じく第6話で広瀬が冴木や立石(松雪泰子)と元同期の医者であることが判明したと同時に、冴木に「自分が犯罪者だということを忘れるな」と言われていた謎もある。
ラストで諏訪野が冴木に頼まれた荷物を届けに行った先が広瀬の所だった。会うことを反対していた冴木の思惑でどうなっていくのか気になるところ。
ハートウォーミングな親子の絆に感動する一方での諏訪野自身の親子の謎に視聴者からは驚きの声が。公式Twitterで推奨された「#祈りのカルテ誕生日」が一時トレンド1位に浮上し、「諏訪野先生と広瀬さんの関係も動きそうで来週も目が離せない!」「広瀬さんに何があったのか?」「ますます気になる展開」といった投稿が寄せられた。
次回、11月26日(土)放送の第8話は、諏訪野と橘が皮膚科で研修。「医者は患者さんに見られる仕事」と身だしなみに厳しい指導医・佐恵子(りょう)のもと、右ふくらはぎに大やけどを負った患者が運ばれてくる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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