ジェームズ・マカボイ「コミコンに参加するなら、まずは日本からだと思った」<東京コミコン>

2022/11/26 22:48 配信

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ジェームズ・マカボイがセレブ・ステージに登場した※ザテレビジョン撮影

「東京コミックコンベンション2022」(以下「東京コミコン2022」)が11月26日に千葉・幕張メッセで開催。「X-MEN」シリーズの若き日のプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア役でおなじみのジェームズ・マカボイが、メインステージの「セレブ・ステージ」に登場し、トークを展開した。

「X-MEN:フューチャー&パスト」のチャールズがお気に入り

ジェームズ・マカボイ※ザテレビジョン撮影


海外でのコミコンへの参加はほとんど経験がないというマカボイ。今回の「東京コミコン2022」に参加した理由を聞かれ、「日本は素晴らしい所で、来るたびに新しい経験ができます。ファンの方も礼儀正しくて優しい。“コミコン”のことをよく知らなかったので、コミコンに参加するなら、まず日本からだと思った」と明かした。

「X-MEN」シリーズでは、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(2011年)から「X-MEN:ダーク・フェニックス」(2019年)までの作品で、若き人のチャールズ・エグゼビアを演じているが、演じた中でどのチャールズが一番印象的だったのか?という質問には、「X-MEN:フューチャー&パスト」だと答えた。「PTSDや薬物に溺れてしまったり、ヒーローであるというだけでなく、人間味のあるチャールズを演じることができました。所々ユーモアのあるところを見せることが出来たんですが、特にお気に入りのシーンは、ウルヴァリンに『どこかに行け!』と言い放ったシーンで、とても気持ちよかった(笑)」と理由を語った。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品の中で、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」にパトリック・スチュワートが演じる“プロフェッサーX”が登場しており、「デッドプール」がMCUに本格参加するということもあり、マカボイ版のチャールズの登場を願う声も大きくなっている。

MCUへの本格参戦はギャラ次第?

ジェームズ・マカボイ※ザテレビジョン撮影


MCUへの本格参戦の可能性を聞かれると、「ギャラ次第かな」というジョークを挟みつつも、「マーベルは10年にわたって素晴らしい作品を生み出しています。最高の友人と最高の関係を築くこともできました。役者の自分としては“過去”に戻るよりも“未来”に進むタイプなので、また別の役に挑戦したいと思っています」と自分の考えを語った。「しかし、素晴らしい脚本が出来上がって、彼らが復帰を望んでくれるのであれば、いつでも考えます。マーベルを信じてるよ」と、オファーがあれば前向きに考えると答えて会場のファンを喜ばせた。

また、多重人格者の狂気が描かれた映画「スプリット」にも出演していたが、その作品にちなんで、“今日はどの人格ですか?”という質問を受けると、「ジェイドかな。ジェイドはTikTokにハマってる女子高生で、今日はそんな気分です(笑)」と答えて、会場の空気を和ませた。